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掛川駅前東街区第1種市街地再開発事業について

2019年4月11日更新

1.はじめに

掛川駅前東街区は、東海道新幹線「掛川駅」の北口に直近した交通至便の立地にあり、北方約500メートルに位置する掛川城と駅を結ぶ駅前通り(県道掛川停車場線)には、通りに面して商店街が形成されており、掛川市の玄関口に位置しています。
当地区を含む中心市街地は、掛川駅前土地区画整理事業(昭和48年から平成2年)により整備され、駅前への大型店の出店や、地区内(栄町地区)には5店舗が共同で建てた「さかえ1番街ファッションパレス」が昭和52年にオープンするなど、掛川市の商業の中心として栄えてきました。
しかしながら、平成6年以降、駅前の大型店が撤退し、駅前通りの商店街と旧東海道宿場町である中心商店街では、シャッターを閉める店が増え、商業機能や集客力が低下してきており、街の賑わいの回復が待たれています。また、旧ユニーの跡地(時間貸駐車場)を含む当地区は、駅前のポテンシャルの高い土地の有効活用が急務となっておりました。
このような地区の状況をふまえ、当事業は「掛川市中心市街地活性化基本計画」の中で、中心市街地への賑わいを創出するためのリーディングプロジェクトとして位置づけ、街なかの大規模遊休土地の有効活用により、居住人口、交流人口および歩行者通行量の増加に寄与することとしています。また、地区内に顧客を取り込むだけの閉鎖型施設ではなく、開放型施設として周辺商店街への波及効果が期待されています。

2.事業概要(平成30年3月時点)

施行者

掛川駅前東街区市街地再開発組合

所在地

静岡県掛川市駅前

区域面積

0.9ヘクタール

総事業費

36億2千万円

事業施行期間

平成25年9月から平成29年8月

施設概要

  • 延べ面積:約14,901平方メートル
  • 主な用途:商業施設、駐車場、住宅(住宅戸数77戸)、にぎわい広場など

施設

3.主な経過

平成14年3月

再開発準備組合設立

平成15年3月

事業計画の策定、都市計画決定告示

平成20年3月

事業計画の見直し

平成20年7月

特定業務代行者選定に係る事業提案競技実施

平成20年9月

事業提案応募締め切り(応募1者)

平成21年6月

特定業務代行者決定

平成21年7月

都市計画決定の変更(事業区域の変更)

平成22年4月

事業計画の見直し

平成23年1月

特定業務代行基本契約の締結:安藤建設株式会社(現「株式会社安藤・間」)

平成23年10月

市が公共床取得を断念 再度事業計画の見直し

平成24年10月

市議会へ中間報告(ホルダ会社の経営方針変更)

平成25年3月

準備組合から市へ、計画書を提出

平成25年4月

市議会へ報告「了」となる。

平成25年6月

組合設立認可申請提出

平成25年8月

組合設立認可(8月30日)

平成25年9月

準備組合解散総会・本組合設立総会(9月8日)、測量調査業務等実施

平成25年10月

建築物実施設計及び権利変換計画策定業務発注

平成26年1月

事業計画変更認可申請提出

平成26年5月

事業計画変更認可

平成26年8月

権利変換計画認可申請

平成26年10月

権利変換計画認可、解体工事着工

平成26年12月

安全祈願祭及び起工式(12月22日)

平成27年2月

建築工事着工

平成27年10月

商業棟「we+138ストア」及び駐車場棟「138パーキング」がオープン

平成28年8月

建築工事完了・マンション棟引き渡し(8月31日)

平成28年9月

竣工記念式典

平成28年10月

マンション棟1階の138ショップもオープンし、「we+138kakegawa」(再開発エリア全体)がグランドオープン

平成29年12月

再開発組合解散認可(12月19日)

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