茶草場の風景
 茶園の法面にある茶草場 |  茶園周辺の茶草場 |
 刈り干ししている茶草 |  茶草を投入した茶畑 |
茶草場で見られる動植物の一例
 カケガワフキバッタ |  フジタイゲキ |
茶草場データ
市町 |
茶草場面積 |
代表的集落名 |
掛川市 |
131ha | 東山、大野 |
菊川市 |
92ha | 倉沢、富田 |
島田市 |
42ha | 神谷城、大代 |
牧之原市 |
22ha | 東萩間 |
川根本町 |
10ha | 久保尾 |
計 |
297ha | |
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世界農業遺産環境関連条例・規則
「私たちは、等しく健全で豊かな環境の恵みを享受する権利を有するが、同時に豊かな環境を譲り、育てながら未来へと引き継ぐ責務を負っているとともに、人は自然界の一構成員に過ぎないという謙虚な姿勢で現状を直視し、持続可能であるとともに豊かな自然を大切にする社会を創造すべく、具体的に行動しなければならない。」 (掛川市環境基本条例抜粋)
世界農業遺産認定までの環境に関する取組
世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会の概要
1 趣 旨 静岡県内では秋冬期に茶園周辺のススキやササなどの草を刈り茶畑に敷く、伝統的な農法が続いており、採草地では、多様な動植物の生存が確認されている。特に掛川市東山地域は、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)において世界の研究者から高い評価を受けました。 これを受けて掛川市及び周辺の4市1町は、銘茶の産地であり、かつ採草地「茶草場」を活用した伝統農法を守り続けていることから、世界農業遺産の認定を目指して、推進協議会を設立し、諸活動を進めてまいりました。
2 これまでの経過 平成24年10月11日 4市1町による推進協議会設立 平成24年11月26日 推進協議会第2回総会で認定申請を決定 平成24年11月30日 静岡県、国連大学から推薦を受ける 平成24年12月19日 農水省から協力の承認を受ける 同28日 国際連合食糧農業機関(FAO)へ申請 平成25年2月21、22日 FAOによる現地調査 平成25年 5月29日~ 石川県で世界農業遺産国際会議
3 協議会の概要 名 称:「静岡の茶草場」世界農業遺産推進協議会 代表者: 会長 掛川市長 松井三郎 構 成: 正 会 員…掛川市、菊川市、島田市、牧之原市、川根本町の各首長 賛助会員…対象地域に所在する生産者団体、商工会など23団体(H25.4.1時点) 設立日: 平成24年10月11日
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