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茶草場農法作業応援ボランティア

2020年6月26日更新

平成25年5月に世界農業遺産に認定された「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」は地域の景観や生物多様性の保全につながっており、市の財産としても極めて重要なものです。しかし、近年その実践地域では、茶価の低迷等による離農者の増加などの理由から農法の継続が難しくなりつつあることが課題となっています。
そこで、社会的貢献を希望する企業と、企業との交流を希望する農家をマッチングすることで、農法の継続につなげていく作業応援ボランティアを実施していきます。

作業応援ボランティアの実施にかかる経過

茶草場農法の実践地がある4市1町で構成される「静岡の茶草場農法推進協議会」は、世界農業遺産に登録された「静岡の茶草場農法」を持続可能な農業生産活動としていくため、農法継続や地域活性化に繋がる方策について、平成27年6月に有識者で組織した応援制度検討委員会から答申を受けました。
この答申では、農法を次世代に引き継ぐために必要な応援手法として、企業からの応援や企業との多様な結び付き、作業応援ボランティアなどが提案されています。

経過の詳細は以下のPDFファイルをご確認ください。

協賛企業について

平成27年度にエコポリス工業団地内の企業に対し趣旨を説明し作業応援ボランティアの募集をしたところ、企業5社から協賛いただき46名の応募がありました。
協賛いただいた企業は以下のとおりです。(順不同)

  • ジヤトコ株式会社
  • 清和海運株式会社
  • 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社
  • 文化シヤッター株式会社
  • 三菱電機照明株式会社

実施内容(過去の実績)

日時

平成28年1月16日(土曜日)午前9時から午前11時30分
平成28年1月24日(日曜日)午前9時から午前11時30分

場所

掛川市東山地区

参加者

エコポリス工業団地内企業5社 計46名

作業内容

  1. 刈り取って束ねられた茶草を茶草場から運び出す。
  2. 茶草を細断機にかけて細断する。
  3. 細断された茶草を茶園に敷く。

ボランティア実施の様子

刈り取った茶草を集める参加者

菜園の茶葉にシートを掛ける参加者

刈り取った茶草を集め裁断機にかけるようす

細断された茶葉を茶園に敷くようす

茶草が刈り取られた後のようす

ボランティアに参加したメンバーのようす

 

協賛企業の募集について

この取り組みは、企業の社会貢献活動と農作業ボランティアの受け入れのマッチングによる、茶草場農法の継続を支援する取り組みの第一歩であり、これをモデルとして全市域へ波及させたいと考えております。
今後参加を検討いただける場合は、下記のお問い合わせ先までご一報ください。

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