総合トップ広報かけがわ2016年1月27日 調査結果から自然の変化学ぶ 環境フォーラム
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2016年1月27日 調査結果から自然の変化学ぶ 環境フォーラム

2016年1月27日更新

掛川市環境フォーラムにて、15年の調査結果を提示しながら説明する太田さん
15年の調査結果を提示しながら説明する太田さん

掛川市環境フォーラムが1月27日、生涯学習センターで開催され、環境保全委員やクリーン推進員、美化ボランティアなどの市民ら約260人が参加しました。
講師には、市の環境調査に携わった(有限会社)遊然舎の太田峰夫さんを迎え、「みんなで調べた掛川の自然」と題して講演を行いました。
15年間の調査結果を基に、市内の現状や身近な動植物の変化、課題について写真やグラフなどを使いながら説明しました。市内に生息するヘイケボタルは、生息地となる小規模水田の耕作放棄などが進み、この5年で半数になってしまったことや、イノシシの捕獲数が約10年間で10倍になったことなどを紹介。高齢化による農業の後継者不足や、山が荒廃することでイノシシの子育て環境を整えていることなどを指摘しました。太田さんが、農業や住民が関わり自然を守ることの大切さを訴えると、参加者たちはうなずいたり、メモを取ったりしながら聞き入っていました。
講演後、講演内容となる15年間の調査結果をまとめた「掛川市の自然 掛川市自然環境調査のあらまし」(A4版36ページ)が参加者へ配布されました。

2016年1月27日

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