総合トップ広報かけがわ2017年2月18日 江戸文化の調和を楽しんで 掛川城御殿で横須賀凧展示
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2017年2月18日 江戸文化の調和を楽しんで 掛川城御殿で横須賀凧展示

2017年2月18日更新

展示された色とりどりの横須賀凧を眺める入館者ら
展示された色とりどりの横須賀凧を楽しむ入館者ら

長囲炉裏の間に横一列にずらりと飾られた、ふわ
長囲炉裏の間に飾られた「ふわ」

国の重要文化財である掛川城御殿で2月18日から「横須賀凧展in掛川城御殿」が始まりました。3月12日まで。
制作者は地元の凧愛好家で「巴(ともえ)会」の石川昇会長。武器のほこに似せて作ったといわれる「とんがり」や、徳川方と武田方の戦の様子を表したといわれる「巴」など、14種類34点が御殿正面の御広間と長囲炉裏の間に飾られています。
この横須賀凧は、戦国時代の高天神合戦で敵陣の測量や通信手段に利用されたことが始まり。江戸時代に祝凧として多彩になり、城下の庶民が競って凧揚げを重ねたことでさまざまな意匠のものが誕生したといわれています。また、御殿は江戸後期の1800年代に再建されたもので、石川さんは「江戸時代の建築物に飾られたことで、普段の展示とは趣が違う。建物と凧が調和している。コラボレーションをぜひ楽しんでほしい」と充実感を漂わせました。
来場者らは、奇抜な形をした色とりどりの凧を見ながら、重文の建築物と横須賀地区の伝統工芸・文化を楽しんでいました。
観覧には入場料が必要で、大人410円、小中学生150円、乳幼児は無料です(掛川城天守閣の入館券料を含む)。

2017年2月18日

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