総合トップ広報かけがわ2017年3月11日 紙人形劇で津波避難呼びかけ 女性消防団員が初の試み
総合トップ2017年3月11日 紙人形劇で津波避難呼びかけ 女性消防団員が初の試み

2017年3月11日 紙人形劇で津波避難呼びかけ 女性消防団員が初の試み

2017年3月11日更新

紙人形劇に熱中する親子連れらの写真
紙人形劇に熱中する親子連れら

きんもくせい分団の津波避難の心得をお母さんの膝の上で真剣に見ている親子の写真
紙人形劇で津波避難の心得を説明する「きんもくせい分団」メンバー

東日本大震災から6年を迎えた3月11日、大須賀図書館が市消防団女性団員でつくる予防指導隊「きんもくせい分団」(中山いずみ隊長)の協力のもと、津波避難の大切さを訴える紙人形劇を開きました。
劇は同分団メンバーのオリジナル。舞台は江戸時代の横須賀藩で、掛川にゆかりのある地名や史跡、千代や一豊といったキャラクターが登場し、大地震の後、村人に助けられた波の妖精「なみちゃん」が津波の到来を知らせ、高台にある横須賀城に避難するというもの。団員たちは方言を交えながら熱演し、「地震が起きたら高いところに逃げる」「自分だけは大丈夫だと思わない」など訴えました。参加した親子連れ約30人は、紙人形劇を楽しみながら津波避難の心得を学びました。
同分団は平成9年に発足し今年で20年目。団員数は14人で、普段から防火広報や救急法の普及啓発を行っています。中山隊長は、全国女性消防団の研修で見た劇がヒントと話し、「掛川でも何かできないかと考えていた。大地震の後には津波が来ることを知ってもらい、どこに避難するのかなどを親子で話し合ってもらいたい」と話しました。
最後は、図書館職員が東日本大震災をテーマにした絵本や防災マニュアル本など10冊を参加者に紹介していました。

2017年3月11日

カテゴリー

このページと
関連性の高いページ