苗木の成長を祈りながら植樹する参加者たち
津波被害の減災を目的に整備を進める海岸防災林で「市民協働による希望の森づくり 潮騒の杜植樹祭」が開催されました。
沖ノ須地内の防潮堤に、自治区、市民、企業、各種団体など約600人が参加。森林再生活動を行うNPO法人時ノ寿の森クラブの指導のもと、マサキやクロマツなど9種類3,000本の苗木を植えました。参加者は1,000平方メートルの防潮堤の斜面に、スコップで20センチほどの穴を掘った後、ポットに入った苗木をそっと置き、やわらかい土をのせ、手で押し固めながら、1本づつていねいに植えていきました。最後には、保水対策と雑草抑制のため、杉とひのきの皮をバケツリレーでかぶせました。
この事業は、平成24年度からはじまり、これまでに、17か所約13,600人が参加し、約31,000平方メートルに89,000本の植樹が行われています。
2017年6月10日