総合トップ広報かけがわ2017年11月22日 よこすかしろ製糖作業始まる 横須賀地区
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2017年11月22日 よこすかしろ製糖作業始まる 横須賀地区

2017年11月22日更新

サトウキビの汁を煮詰めて大釜から凍炉へ移す保存会のメンバー
製糖工場で生産が進む「よこすかしろ」

凍炉に移した「よこすかしろ」をかき回しながら冷やす保存会のメンバー

サトウキビを原料に作る砂糖「よこすかしろ」の生産が、沖之須区にある製糖工場で始まりました。
よこすかしろは、江戸後期に横須賀地区へ伝えられた製糖法で作られた白下糖。戦後、いったんは途絶えたものの、平成元年の町おこし事業によって復活しました。今や遠州横須賀の冬の風物詩として定着し、自然・健康食品として人気を博しています。
この味を守るのは、地元有志10人ほどでつくる「よこすかしろ保存会」(鈴木武史会長)のメンバーら。今年はサトウキビを25トンほど収穫し、約1.5トンの生産を見込んでいます。
工場では、保存会員らがサトウキビの汁を大釜で煮詰め、アクをていねいに取り除きながら水分を飛ばした後、植木鉢のような「凍炉」に移してかき回しながら冷やす作業を繰り返し行っていました。
商品は、12月1日からサンサンファームやとうもんの里、掛川駅構内「これっしか処」など市内各所で販売されます。

2017年11月22日

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