総合トップ広報かけがわ2018年2月12日 オリーブで糖尿病などを予防 健康講演会で市民ら効能学ぶ
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2018年2月12日 オリーブで糖尿病などを予防 健康講演会で市民ら効能学ぶ

2018年2月12日更新

市民たちの前でオリーブの効能について話している様子
オリーブの効能について熱心に学ぶ市民ら

教壇に立ち、オリーブの効能のお話をしてる医学博士の横山さん
講師を務めた医学博士の横山淳一さん(左から2番目)

オリーブの産地化を進める市は、医学博士でオリーヴァ内科クリニック院長の横山淳一さんを講師に迎え、健康講演会「オリーブオイルで健康生活」を2月12日、徳育保健センターで開催しました。市民ら約220人が参加。糖尿病や動脈硬化、メタボリックシンドロームなどへの効能、オリーブを使った料理レシピなどを学びました。
横山さんは、社会生活の変化により食生活が変わり、生活習慣病、特に食習慣が与える病気が増えたことを指摘。続いて、食生活を変えるため、オリーブを活用しているユネスコ無形文化遺産指定の「地中海型食事」を提案し、食生活改善を提案しました。
加工食品のサラダ油との効能比較や、日本食と地中海型食事の違いなど、グラフや写真などを使ってわかりやすく説明。糖尿病の血糖コントロールや脂質代謝の改善、認知症の予防に効果的であることなどを紹介しました。横山さんは「オリーブオイルは果実から搾り取った油性のジュース。これに勝る油脂はない。作るだけではなく、地元で使い生活に根差すことが大切」と訴えました。
市は農家所得の増加や耕作放棄地の解消、雇用の創出による地域産業の活性化を目指し、平成28年度から産地化に向けた取り組みを開始。農家などの協力を得ながら実証ほ場を設けるなど、栽培の拡大を図っています。松井市長は「お茶とオリーブを併用した戦略を展開し、健康効能を広く発信することで健康・子育て日本一を目指したい」とあいさつしました。

2018年2月12日

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