総合トップ広報かけがわ2018年3月4日 元気に育ってね 上垂木川でホタルの幼虫放流会
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2018年3月4日 元気に育ってね 上垂木川でホタルの幼虫放流会

2018年3月4日更新

上垂木川本流にホタルの幼虫を放すコップを手にした参加者ら
上垂木川本流にそっとホタルの幼虫を放す参加者ら

上垂木区の有志らでつくる「上垂木ホタルを守る会」(榛村俊男会長)が3月3日、同地域を流れる上垂木川本流でゲンジボタルの幼虫放流会を開きました。会員や親子連れなど約30人が参加し、約4,000匹を放流しました。会長の榛葉さんが、「5月下旬から6月に幻想的な乱舞が見られる。気持ちを込めて放流して」と参加者に呼びかけました。
幼虫は、会員が昨年6月に卵を採取。自宅で飼育し、3センチメートルほどの大きさに育て上げました。放流会では、幼虫と餌になる巻き貝のカワニナを小分けにしたコップを手にした親子らが、「元気に育ってね」「大きくなってね」など声をかけながら、清流にそっと放しました。
昆虫が大好きな長男や長女と参加した増尾真由子さん(大池)は、「ホタルを見に来たことはあったが放流は初めて。実際に幼虫を見る機会がないので子どもたちと参加した。5月にまた見に来たい」と話しました。
同会の放流数は県内トップクラスで、平成12年から放流を続けています。昨年は飼育に苦戦し放流会を中止にしましたが、今年は会員の努力が実り放流を実施しました。

2018年3月4日

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