総合トップ広報かけがわ2018年8月4日 小学生らが埴輪作りに挑戦 夏休み文化財教室
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2018年8月4日 小学生らが埴輪作りに挑戦 夏休み文化財教室

2018年8月4日更新

指導を受け、ろくろの上でドーナツ状にした粘土を積み重ねている

真剣な眼差しで円筒状に成形している子どもたち
学芸員に教わりながら円筒埴輪を制作する子どもたち

国指定史跡の和田岡古墳群の一つ「𠮷岡大塚古墳」に並べられていた円筒埴輪(はにわ)を自らの手で作ることで、郷土の歴史に興味を持ってもらおうと市は8月4日、大東北公民館で夏休み文化財教室を開きました。小学生ら約20人が参加。市の学芸員から古墳の歴史や今後の整備計画を聞いた後、陶器用の粘土やろくろを使って1,500年前の出土品の再現を試みました。
円筒埴輪は底が抜けており、突帯(とったい)と呼ぶ粘土ひもを巻いた出っ張りと丸い穴が開けられているのが特徴。子どもたちは学芸員に教わりながら、実際の出土品の3分の1の大きさ(口径10センチメートル、高さ20センチメートル)になるように、ドーナツ状にした粘土を何段にも上に積み重ねながら整形していきました。
初めて埴輪を作った佐束小3年生の鈴木沙奈さんは「突帯をくっつける作業が難しかった。古墳や埴輪に興味を持つことができた」と話しました。

2018年8月4日

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