総合トップ広報かけがわ2019年6月10日 令和の城下に報刻の音響く 太鼓打ち鳴らし式
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2019年6月10日 令和の城下に報刻の音響く 太鼓打ち鳴らし式

2019年6月10日更新

掛川城御殿で自分の体よりも大きな太鼓を打ち鳴らす園児のようす

掛川市観光協会掛川支部(平野正俊会長)は6月10日、掛川城御殿で太鼓打ち鳴らし式を行いました。正午の合図に合わせて、園児ら115人が代わる代わる太鼓をたたきました。江戸時代に時を告げた大太鼓の音が、令和の新時代にも掛川城下に響き渡りました。
報刻の大太鼓は安政2年(1855年)に当時掛川藩主だった太田氏によって製作され、明治の中頃まで1日12回、城下に時刻を知らせてきたと言われています。昭和32年から掛川時計商組合が中心となって「時の記念日太鼓打ち鳴らし式」を行い、時間の大切さを伝えてきました。
平野会長は「耳を澄ますとさまざまな生き物や自然が時を知らせてくれる。時の記念日は生き方を問いかける日でもある」と話しました。
時の記念日は大正9年、天智天皇が日本で初めて水時計を設置したことにちなんで制定されました。

2019年6月10日

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