掛川城天守閣をバックに観閲行進を披露する消防団員
掛川城天守閣に向かって一斉放水する消防団員ら
令和2年掛川市消防出初式が1月4日、掛川城三の丸広場で開催され、消防本部・団員ら約700人が参集しました。
式典では、長年消防に貢献した方などへ表彰状が贈られたほか、消防団活動を支える家族への感謝状贈呈、無火災地区への表彰などが行われました。遠藤健太郎団長が「各地で大きな災害が発生している。想定外の災害にいつでも対応できるよう、消防本部と連携し、災害に強い体制を構築していく」と呼びかけました。
松井市長は、昨年の火災による死亡者が合併以来初めてゼロを達成したことを報告。「団員の啓発活動、住宅用火災警報器の普及などから建物火災が減少した。消防団は地域防災の要。全ての災害による死亡者ゼロを目指していきたい」と式辞を述べました。
式の最後には「火の用心」を三唱し、火災のない、安全で安心して暮らせるまちづくりに向けて、気持ちを新たにしました。式典後は、団本部・団員をはじめ、ポンプ車など28台が掛川城下を観閲行進。ポンプ車20台がそのまま逆川沿いに配置され、団員らが天守閣に向かって一斉放水を行いました。
2020年1月4日