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2020年8月1日 土器の発掘に挑戦 夏の文化財教室

2020年8月1日更新

小学生の女の子と母が向かい合って竹べらで地面を掘っている
竹べらで地面を慎重に掘り進める親子

8月1日、高田区の瀬戸山I遺跡で市主催の文化財教室「遺跡の発掘を体験しよう!」が開かれ、市内の小学生とその保護者28人が発掘調査を体験しました。
これまでに和田岡原の河岸段丘周辺からは複数の遺跡が発見され、縄文時代早期から人々が生活していたことが判明。今年6月から調査しているこの遺跡は約1,800年前の弥生時代後期から古墳時代前期の竪穴住居跡が数多く発見されています。
子どもたちは土器の判別方法などの説明に続いて、移植ゴテや竹べらを手にとって慎重に地面を掘り進めました。梅雨の合間の晴天のなか2時間ほど夢中で作業を行い、次々と見つかる赤茶色の土器の破片に喜びの声を上げました。
西山口小学校3年生の瀬川ももこさんは「化石や土器などが好きで参加した。土器がいっぱい出てきて楽しかった」と話しました。

2020年8月1日

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