総合トップ広報かけがわ2018年6月17日 災害現場にドローン投入 土砂災害防災訓練
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2018年6月17日 災害現場にドローン投入 土砂災害防災訓練

2018年6月17日更新

上空からの撮影に向かうドローンと操作する人たち
上空からの撮影に向かうドローン

消防団員が要支援者を担架で搬送する訓練の様子
要支援者らを担架で運ぶ訓練を行う消防団員

掛川市土砂災害防災訓練が6月17日、市内全域の土砂災害危険区域で実施されました。
訓練は、大雨警報発令後に局地的な大雨を観測し、市から避難準備情報を発令したという想定。これに合わせ、住民は各家庭で作成した避難計画に基づき、避難のタイミング、避難場所や経路を確認しました。
今回モデル区となった長間区では、区民や自主防災会をはじめ、消防団、消防署などが連携した訓練が行われ、約120人が参加しました。避難準備情報の発令後、消防団員が高齢者や要支援者を車いすや担架で搬送するなど、避難方法を確認し合ったほか、土砂崩れの現場状況を迅速に調査するため、ドローンを取り扱う市内事業所などと連携し、空中からの状況確認を行いました。
ドローンは夜間撮影が可能な赤外線カメラを搭載した機種など3種類を投入。災害現場の上空から映像を公会堂内のモニターに映し出し、住民とともに状況を確認するなど、今後の活用方法などの検証も行いました。
松井市長は講評で、全国各地で発生する土砂災害などに触れながら、「自然災害はいつ起こるかわからない。家族との連絡、自分の行動など、瞬時に頭に浮かぶような訓練をし、防災意識を高めることが大切」と呼びかけました。

2018年6月17日

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