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東海地震・南海トラフ巨大地震とは

2018年9月20日更新

東海地震とは

1.東海地震の仕組み

地球の表面は、厚さ約100キロメートルの十数個のプレートによって覆われています。
さて、私たち掛川市が乗っているユーラシアプレートの下へ、駿河湾から遠州灘付近でフィリピン海プレートがもぐり込んでいます。東海地震は、フィリピン海プレートの沈み込みに引きずられたユーラシアプレートが限界に達し、やがて跳ね上がることによって発生するものです。

2.東海地震が起きる可能性

東海道から南海道地域の地震については古くからの資料があり、これによると、この地域では100年から150年くらいの間隔で巨大地震が繰り返し起こっています。1854年安政東海地震以降、150年以上にわたって巨大地震が発生しておらず、プレートの歪みは限界に達しているものと考えられています。
この東海地震説が昭和51年に発表されて以来、さまざまな対策がされてきました。幸いにしてこれまで発生することなく現在に至っているものの、日一日と東海地震の発生が近付いていることは間違いありません。東海地震はマグニチュード8クラスの巨大地震になることが予想されますので、家族に怪我のないように家具の固定や消火器を準備し、いざという時の家族の役割などを話し合い、日頃から地震対策をしっかりしておきましょう。

南海トラフ巨大地震

1.南海トラフとは

南海トラフとは、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが潜り込む、駿河湾から日向灘までの場所のことです。
南海トラフを震源域とする巨大地震は繰り返し発生しており、東海地震の震源域も南海トラフに含まれています。

2.南海トラフ巨大地震とは

南海トラフ巨大地震とは、南海トラフ沿いを震源域とする、マグニチュード9程度の地震です。発生頻度は極めて低いが、発生すれば甚大な被害をもたらす、あらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震・津波(千年から数千年に1回程度の発生頻度)を想定したものです。
地震から身を守るためには、耐震化や家具固定などのハード対策と、避難訓練などのソフト対策の両方が必要です。地震が発生する前に、自分にできる対策をしましょう。

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