掛川市の津波対策 避難基準

2017年9月28日更新

津波避難の考え方を変更しました。

平成25年6月27日に静岡県が公表した第4次地震被害想定では、掛川市の南海トラフ巨大地震によるレベル2の津波最大浸水面積は、5.5平方キロメートルで、浸水域は、菊川流域を除き概ね国道150号より南となっております。
このことから、掛川市では、暫定的に定めていた海抜15メートル以上の高所に避難する津波避難の考え方を変更し、津波の危険がない地域への避難を原則といたしました。但し、浸水域外でも、常に周囲の状況を確認してより高い場所へ避難できる態勢は必要です。

津波から命を守るためには、「逃げる」しかありません。

津波避難の考え方

津波の危険がない地域への避難を原則とする。また、周囲の状況を常に確認してより高い場所へ避難ができる態勢とする。

注 津波の危険がない地域への避難が間に合わない場合は、緊急時の津波避難場所として、津波避難ビル、津波避難タワー等を活用する。

避難基準

津波注意報(1メートル)

海岸にいる人は海岸から離れる。

津波警報(3メートル)

沿岸部や川沿いにいる人は避難。要援護者等は必要に応じて避難。

大津波警報(5メートル、10メートル、10メートル超)

速やかに避難する。

警戒宣言(東海地震予知情報)

速やかに避難する。

その他

強い揺れや、弱くても長い揺れがあった場合には、津波の発生を予想し、大津波警報等の情報を待たずに自ら迅速に避難を開始する。

避難時の留意事項

  • 津波は普段の波とは全く異なり、ごく低い波でも猛烈な力で全ての物を巻き込み、また、第一波が最大とは限らず繰り返し襲ってくるため、いったん波が引いても警報が解除されるまでは海岸付近や自宅に戻らない。
  • 貴重品を取りに戻るのは危険。まずは避難することを優先する。
  • 海岸、川沿いの道路は、できるだけ避けて避難する。
  • 複数の避難経路を定めておく。
  • 山・崖崩れ、建物等の倒壊・転倒、落下物等による危険な場所を避けて避難する。

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注 情報を選ぶから、静岡県第4次地震被害想定→津波浸水(南海トラフ)を選択し、浸水域内をクリックすると最大浸水深、到達時間が確認できます。

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