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知っておきたい乳児の食物アレルギーとスキンケアについて

2019年3月13日更新

乳児期のアトピー性皮膚炎(以下アトピーとする)や湿疹は、食物アレルギーの発症と関係のあることがわかっています。
正しい知識と対応で予防につとめましょう。

食物アレルギー予防のための2つのポイント

その1 赤ちゃんのうちから正しいスキンケアが大切です

乳児期にアトピーや湿疹で荒れた皮膚に食物が接触することが、食物アレルギー発症の原因となることがわかってきました。
新生児期からの正しいスキンケアによって、アトピーや食物アレルギーの発症を予防できます。

その2 離乳食は、むやみに遅らせず、生後5か月頃から、少しずつ進めていきましょう

アトピーのある子で離乳食を必要以上に遅らせることは、食物アレルギーのリスクを増加させるという研究結果が報告されています。健診、相談、予防接種説明会で配布している「ゆっくり、あんしん、離乳食」の「離乳食の進め方の目安」を参考に、必要以上に遅らせないで進めていきましょう。

参考 うちの子はアトピー?

「皮膚にかゆみがある」なおかつ下記の3つ以上を満たす場合は、アトピーの可能性があります。

  1. 現在、腕の内側や膝の後ろ側などの屈曲部、頬部、四肢外側のどこかに湿疹がある。
  2. 屈曲部、頬部、四肢外側のどこかに湿疹の既往がある。
  3. 皮膚乾燥の既往がある。
  4. 両親にアレルギー疾患の既往がある。

Q 正しいスキンケアの方法は?

A
「皮膚の清潔と保湿のセット」で行います。
皮膚の清潔を保つため、石けんを泡立てて皮膚の汚れや汗などを丁寧に洗い落します。なお、石けんで洗うと皮脂が失われますので、洗いっぱなしにせず、皮膚を乾燥から守るために、すぐに保湿剤を塗ります。

Q うちの子はアトピーがあって、食物アレルギーが心配ですが、卵はいつ頃から食べさせればいいですか?

A
アトピーのある子は、すでに卵など何らかのアレルギーを発症している可能性があるので、離乳食開始前に小児アレルギー科医・小児科医・皮膚科医へ相談しましょう。自己判断で、卵など特定の食品を制限することは、赤ちゃんの成長・発達を損なう恐れがあります。

参考 はじめて食べる食材の進め方

  • お子さんの体調のいいときに
  • 新鮮な食材を選んで
  • 充分に加熱し消化しやすくしたものを
  • ひとさじずつ少量から
  • 平日の午前中に(すぐに受診できるように)

生後4か月以降のお子さんをもつ保護者を対象に「離乳食教室」を徳育保健センターで行っています。
日程は健康カレンダー、広報かけがわ、掛川市ホームページでご確認ください。

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