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掛川市の水道事業について

2023年4月21日更新

掛川市水道事業の概要

水道事業は、平成17年4月1日の市町村合併に際して新たに水道法6条による水道事業を創設し、経営を行っております。事業規模(上水道)は、計画給水人口117,000人、計画1日最大給水量は54,900立方メートルとなります。
上水道の他、簡易水道地区が5地区、飲料水供給施設が2地区(西之谷・田代地区)が存在し、安定した給水サービスの推進に努めています。

水道事業の歴史

掛川市の上水道、中でも掛川区域の上水道は大正9年に創設され、県下において熱海市に次ぐ古い歴史を有するものです。このことは、当市が昔からいかに水資源に悩まされてきたかを物語るものです。
水道創設の話が起こったのは大正7年で当時の人口は8,746人、戸数1,035戸、事業内容は市内十九首に鑿井(さくせい)、より水源を求める3カ年継続事業として、大正8年12月認可申請、大正9年3月に認可され、大正9年4月着工、計画給水人口10,000人、給水能力1,169立方メートルの浄水施設を大正10年6月に竣工、同年7月に給水を開始しました。以後8回の拡張事業を行い配水整備を行ってきました。
また、大東区域では昭和32年より簡易水道事業として事業を開始し、以後5回の拡張事業を行い配水整備を、大須賀区域では昭和63年から簡易水道と飲料水供給施設を統合し、大須賀町上水道を創設し経営を行ってきました。
現在は3区域とも、大井川広域水道企業団より受水し、安定した給水サービスを行っております。

掛川市の簡易水道と飲料水供給施設

市街地以外では、数十戸単位の集落が散在する住居形態であることから、大正時代から小規模な水道が発達してきました。このような小規模な水道は、県により滅菌や水質検査の励行など指導を受け、これまで維持管理の向上を図ってきました。
昭和27年度の国庫補助制度の創設をきっかけとして、以後、国・県の補助金、市の助成金、地元負担金等により公営16施設の簡易水道が設立され、地元市民の努力と熱意により公共性・公衆衛生上の使命を果たし、水資源の乏しい本市の水需要に貢献してきました。
これらの水道も、水源の枯渇や水質悪化等により、逐次上水道に統合され、現在では、5地区の簡易水道、2地区の飲料水供給施設が運営されています。

簡易水道の概要(計画給水人口101人以上5,000人以下)

給水件数及び人口(R5.3.31)
簡易水道名給水件数(件)給水人口(人)
萩間3774
3371
松葉2235
居尻3672
大和田80177
合計208429
基礎データ
簡易水道名萩間松葉居尻大和田
事業創設認可年月昭和53年5月昭和47年9月昭和45年9月昭和56年5月昭和63年9月
供用開始年月昭和54年4月昭和48年4月昭和46年4月昭和57年4月平成2年5月
計画給水人口(人)190225270200308
導水管延長(メートル)40400716333998
送水管延長(メートル)0005970
配水管延長(メートル)2,9972,4273,5823,7035,829
ポンプ設置数00010
浄水場設置数11111
配水池設置数11121
配水能力(立方メートル/日)46504870122

飲料水供給施設の概要(計画給水人口20人以上100人以下)

飲料水供給施設名給水件数(件)給水人口(人)
西之谷1637
田代12

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