総合トップ記事第365回 1/2錠、始めました

第365回 1/2錠、始めました

2012年5月1日更新

掛川市南部行政事務局長兼大東支所長 小田 勝男

血圧計の画像

体調に変化が現れたのは、一昨年の9月。夜間、居間でテレビを見ていて、急に立ち上がった時に冷や汗が出て、目の前が一瞬暗くなりしばらく動けなかった。その後、今年の1月中旬に同じ事が起き、決意したのが血圧の薬の服用。2月6日がその記念すべき(?)日となった。

運動不足、肥満、ストレス、喫煙、アルコールなどが関与しているといわれる「高血圧」。体調や時間によっても変化するものである事は承知していたが、自分の血圧はそれまでは正常値であり、人の話を聞いていても実感は湧かなかった。それが、一昨年の9月、急に上がった。上が150台、下が90台。それまでは、上が130位で下は60台であった。

 

体調に疑問をもったのも一昨年の9月。毎月1回、目医者に通っていて、その処方箋により、近くの薬局で目薬を貰う間、備え付けの血圧計で健康状態をチェックしていた。せいぜい上は120から130、下は60から70位であった。このため、安心をしていた事は事実である。それから3ヶ月、薬局で計る血圧は、いつも高い。「これは血圧計が間違っているのではないか?」、と思いこんでいたが、実は、自分の血圧が上がったことに、自覚をしていなかった。何となく、顔がほてるような感じはしていたが・・・。まさか、血圧が高い、とは信じられなかった。
その年の12月には、血圧計を購入した。毎日、定期的に計って、はじめて自分の体調の変化に気づいた。

私は毎年7月、人間ドックに行き健康チェックを行っている。血圧を測っても正常値であり、食事も気にせず、お酒も気にせず飲んでいた。ところが、昨年の人間ドック。血圧は正常値を超え、上が153で下が92だった。医師の面談により、急にこれ以上高くなるようだったら、すぐ、主治医に行って診察を受けるよう、指示をもらった。
人間ドック後、毎日自宅で計っていたが、急には高くならず、安定した高さに推移していたため、しばらく様子を見ていた。一月が経ち、二月が経ち、・・・半年が経った。
これは、医者にいった方がいい、と思ったのが今年1月下旬頃であった。夜、頭が熱くなったり、ほんわかほんわかしたり、汗がでたり、したためである。「このままではいけない」。重い腰を上げた。

廻りの人たちに聞くと、あの人も、この人も、すでに薬を飲んでいる、との事。多い人では一日2錠、少ない人では一日1/2錠であった。私が服用している薬は、一日朝のみ1/2錠。3ヶ月を経過しようとしているが、その効果から血圧も安定し、上が130台、下はまだ少し高く80台で推移している。
いままで、週7日、ほぼ欠かさず飲んでいた「お酒」も、週1回は原則止めた。いわゆる「休肝日」を作ったわけである。合わせて、量も少し減らした。また、ほとんど運動らしきものをしていなかったが、こちらも少しは意識をもって取り組むようにした。

1/2錠、2月6日から始めた自らの体調管理のスタートは、私にとって毎日のチェックや早めの対応がいかに大切であるか、今更ながらつくづく感じた日となった。と同時に、健康のありがたさを身をもって知った良い機会ともなった。

このページと
関連性の高いページ