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第377回 私の「健康寿命をのばす」取り組み

2012年7月20日更新

掛川市議会事務局長 鈴木 直

健康寿命とは、2000年にWHOが打ち出した概念で、介護を受けたり寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる寿命のことで、厚生労働省の調査により男性が70.42歳、女性が73.62歳(平成22年)との算出結果を示しています。都道府県別では男性の1位が愛知県で2位が静岡県、女性の1位は静岡県となっており、この結果から静岡県民は健康長寿になるわけですが、特産である「緑茶」をたくさん飲んでいる影響もあると思います。また、平均寿命は男性79.64歳、女性が86.39歳と推計しており、健康寿命との差は男性9.22年、女性で12.77年であります。私も現在59歳でこの先も長生きはしたいと思いますが、廻りに迷惑をかけずに健康で自立した生活ができる健康寿命をのばすように心がけたいと考えています。
その取り組みとして目標としたのが、毎日少しでも歩くこととしました。
私が歩くことを始める動機付けは、2年前の人間ドックで、自分の標準体重を15キログラム以上オーバーしていることや。85センチメートル以上はメタボといわれる腹囲も90センチメートル以上あり加えて高血圧のくすりにもお世話になっており、このままでは、この先長生きはできないとの思いから始めようと考えた次第であります。
まず、通勤は歩くことにしました。歩くと片道約15分の距離なので往復で30分となり、毎日徒歩通勤を心がけています。そして週の3日間は1時間以上歩くことを目標に実行しています。
その成果として、2年後の体重が3キログラム減少し、腹囲も5センチメートル減少し効果が表れてきました。コレステロールや中性脂肪の数値の改善もみられました。また、汗をかいた後のすがすがしい気持ちはなかなか良いものです。次の人間ドックでの検査結果も楽しみになって、もっと頑張ろうという気持ちにもなります。
普段は川の堤防等を中心に歩きますが、季節の違いや、車で走る時の風景とは違った発見、また、山方面を歩けば鳥の鳴き声や森林浴などスローな時間を楽しむこともできます。

川沿いへ伸びていく道とまっすぐ伸びる道の分岐点。遠くには小さく電車が走っているのが見える。

まっすぐ伸びる川の堤防。先には川に掛かる橋と森が見える。

 

今では歩きだけでなく、ランニングも取り入れて体力、気力の衰えもカバーしようと考えています。それプラス、健康によいとされる「掛川茶」を毎日たくさん飲んで、趣味である野球を70歳まで現役で続けたいという目標を達成したいと思っています。この取り組みが周りに迷惑をかけずに自立した生活ができる健康寿命を延ばすことにつながると期待しているこのごろであります。

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