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第381回 太田川原野谷川治水水防組合水防演習を行いました

2012年8月17日更新

掛川市危機管理課長 杉山 仁

和田岡親水公園での水防演習に際し、整列している参加者ら

6月10日の日曜日、3市1町(袋井市、磐田市、掛川市、森町)水防演習が掛川市各和・高田地内の和田岡親水公園にて開催されました。台風等の災害に備え、水防演習を通じて水防作業技術の錬磨と水防精神の高揚、関係機関との連携による水防体制の強化を目的に毎年実施しています。これは各市町持ち回りで行う演習であり、24年度は掛川市での開催です。
当日は雨もあがり天候には恵まれましたが、会場は前日の雨でぬかるんでいました。
参加団体は、各3市1町の水防団、掛川警察署、中部電力株式会社掛川営業所、NTT西日本株式会社静岡支店、和田岡地区、和田岡親水公園管理委員会、掛川市赤十字奉仕団、県消防防災航空隊、掛川市消防署、関係市町の来賓を含め概ね500名の参加でした。
演習内容ですが、水防団による堤防巡視、避難広報、避難誘導、掛川市日赤奉仕団による緊急炊き出しやNTT西日本株式会社の緊急電話架設、中部電力株式会社による緊急電力施設復旧が行われました。水防演習では各水防団による「土のうこしらえ」「せき板工」「シート張り工」「積土のう工」「月の輪工」が実施され、また県消防防災航空隊と掛川市消防署の連携によるヘリコプターによる救出救護演習が行われました。
この平成24年度の演習は34回目となります。今後も水防演習を継続し行うことが、市民の安心安全に繋がると思います。演習参加の皆様お疲れ様でした。

「積土のう工」の演習をしている参加者ら

「月の輪工」の演習をしている参加者ら

 

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