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第401回 幼児の運動会にいってきました。

2012年12月21日更新

掛川市幼児教育課長 松浦 充

私の職場は、幼稚園や保育園との関係が多く、幼児の運動会に招かれる機会がありましたので、出席してきました。

運動会は、時期的に、10月の祭りの前後の土曜日に開催されることが多く、今年度は、9月の最終土曜日と、10月2週目3週目の土曜日に開催が集中しました。出席できたのは、3園でしたが、知らない子どもの運動会ではありましたが、好天に恵まれ、一生懸命に走り、必死に演じる子どもたちの姿に、大いに感動できました。
運動会では、保育者とともに子どもたちが日々練習を行った成果を、保護者の皆さんに披露する大切なイベントであり、かけっこ、親子での競技、遊戯、保護者の競技など、様々なアイディアの競技が実施されました。
一生懸命周りを真似ながら踊ったり、 走ったりして、無邪気に必死になって運動をする子どもたちの姿は、可愛く感じました。保護者とは違う立場で見る機会は、私にとって貴重な体験でした。

特に運動会の最後のころ実施されるリレーは、本当に力が入り、気がつけば、ゴールの瞬間まで必死になって見ていました。3クラスの対抗リレーは、順位が入れ替わり、ゴールの瞬間では、追いかけていた最終走者と、先行クラスの走者がほぼ同時にゴールした時は、思わず目頭が熱くなりました。司会の方が、順位発表の時、涙ぐんだ保護者がいますみたいなアナウンスをしていましたが、やはり感動するものは皆同じです。無邪気に行動することは、多くの人の感動を呼ぶものであり、こんな時期が、人生にもあることを再認識というか、覚知した一日でした。

ウサギとキリンとゾウがゴールしているうんどうかいと書かれたイラスト

運動会は、幼児教育において、入退園式や発表会、遠足などの行事と同様、園経営の中での大きな行事です。運動会という行事は、保育者が工夫を重ねた努力と、それを理解しての保護者の協力、そして家族総出での応援により成り立つものであり、その成果は、子どもたちの育ちに大きな成果をあらわすものです。子どもたちと関わる行事は楽しい半面、怪我や事故を防ぐという工夫がとても必要で、沢山の保育者の方や保護者が協力し合うことが大切かを学ぶことが出来ました。子どもたちと触れ合いながら、保育者には、仕事の魅力を学ぶことが出来、保護者には子どもたちと触れ合える貴重な機会です。今回の貴重な経験が、親子の触れ合いや楽しい思い出づくりになり、今後の子育てでも頑張っていかれるよう願っています。

 

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