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第408回 遠州横須賀街道

2013年2月6日更新

掛川市都市政策課長 山崎 賢治

遠州横須賀街道、地元街並みを考える会の取り組みを紹介します。
この地は、緑豊かな小笠山丘陵地、大須賀海岸、そして、広大なとうもんが広がり、豊かな自然に囲まれています。
市街地には、格子戸のある建築物や三熊野神社など由緒ある神社仏閣が数多く、歴史的街並みが残されています。そして、この街並みの保全については、これまでも様々な取り組みが行われて来ました。
今年度は、横須賀街道の西大谷川から下紙川までの概ね750メートル区間について5町(十六軒町・新屋町・東本町・中本町・西本町)から、地区総代等22名が参画し、地域主導による街並み保全の方策について検討を重ねています。このワークショップにより、街並み景観の将来像を踏まえ、景観形成方針や景観形成基準(設定すべきルール)が話し合われています。
滋賀県長浜、長野県高山、岐阜県郡上などに代表される、景観と街並みが人を引き付ける街、また歩いてみたいと思う街、ここで住んでみようと思える街とは、一体どんな街なのでしょうか?
地元の皆様と一緒に大須賀街道をぶらり歩いてみました。
格子戸、生垣、平入り家屋の連なり、三熊野神社大祭、祢里の似合う街並みの創出、皆様はどんな結論を出すのでしょうか。楽しみにしております。

 街並みを意識してリフォームされている家屋の写真
「街並みを意識したリフォーム」

街並みを意識してリフォームされている家屋を見て感想を述べている男性の写真
「塀と格子戸に風情がありますね。」