総合トップ記事第415回 健康は自ら勝ち取るもの・・・その2

第415回 健康は自ら勝ち取るもの・・・その2

2013年3月22日更新

掛川市水道総務課長 岡本 昌太

年齢を重ねると共に体重が増え、下腹が出てきて生活習慣病が気になり始めました。妻にも勧められ、仕事帰りにスポーツジムに通い初めて2年が経過しました。初めは長く続けられるか自信はありませんでしたが、無理をせず歩行マシンを使って、有酸素運動を中心に約1時間、楽しくやってきたことがここまで続けられた秘訣です。2年間の成果としては、体重が67キログラムから58.5キログラムのマイナス8.5キログラム、体脂肪率がマイナス9.3%、ウエストがマイナス8.4センチメートルとなりました。人間ドックの結果では、いつも高数値の肝機能(γ-GTP)が基準内の数値となり、特筆することは、前立腺ガン検査(PSA)の数値が基準値を大きく超えていたものが正常値になったことです。この前立腺ガン検査(PSA)は血液検査で前立腺ガンの危険性がわかる唯一の方法で、前立腺ガンが多くなる50才以上の男性は是非検査をお勧めします。このPSA数値が基準値を超えるとガンの可能性が出てくるのですが、私は2年前の人間ドックで急にこの数値が基準値の2倍になり、前立腺ガンを覚悟しました。医師の勧めで市民病院に検査入院し、ガンと疑われる組織を採取する生体検査を受けて、ガンでないことが分かりホッとしたことを覚えています。しかしPSA数値が高いままでは、いつもガンの危険性がありますので、下げる方法は無いかと思っていましたが、運動を続けていった結果、1年後の人間ドックで基準内の数値になり、2年目も下がり続けています。市民病院の医師に確認したところ、運動はこの数値を下げる効果があるということでした。もしこのPSA数値が高い方がいたら、毎年人間ドッグでPSA検査を受けることと、継続的な運動をすることをお勧めします。そのほかの成果は、体重が減ったことにより、以前から同じ姿勢を続けていると左足がしびれることがありましたが、それもなくなりました。

器具が並ぶスポーツジムの写真
スポーツジム

掛川市は、3つの日本一のひとつに健康医療日本一を目指しています。今年の5月に中東遠総合医療センターが開院するなど、医療施設を充実させると共に健康な人を増やすことが目標ですので、職員自らが実践することが大切だと思い健康増進のために運動を続けています。
最近は、特に長く走ることを中心に、少しずつ距離を伸ばしながらトレーニングを行っています。今後の目標は、来年還暦(60才)記念として、掛川新茶マラソンのフルマラソンの部に参加することです。マラソン42.195キロメートルを時速8.5キロメートルのペースで走り、5時間での完走を目標とし、自分自身の限界に挑戦しようと思います。

 

ジムで器具を使って足を鍛えるトレーニング中の様子1枚目
ジムでトレーニング中

ジムでバーを使って背筋のトレーニング中の様子2枚目
ジムでトレーニング中

 

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