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第424回 私のウォーキングスタイル

2013年5月24日更新

掛川市消防長 萩田 秀之

前々からメタボ対策のため、ウォーキングをしなければと考えていたが実行できず、心機一転、4月から週2回程度歩き始めた。20年来の杉花粉症に悩ませられている私にとって、花粉の飛散が終わるのを待ってのことである。この頃は花粉情報だけでなく、PM2.5も気にしながら。
私のウォーキングは、のんびり、ゆっくり景色を眺めながら歩くスタイルである。概ね自治区内を1時間くらい。地域を歩くのは、祭りの役員だった以来か。
この時季、行きは水田に舞い降り、餌を探す白鷺を見ながら、帰りは薄暗くなり蛙の合唱を聴きながら家路に向かう。

先日、田んぼの中の農道を歩くと、向こうから来る自転車の灯り。すれ違いざま「今晩は」と自転車に乗った若い娘さん。高校生?学校帰りか?気持ちの良い挨拶だ。コンビニでは万引き防止のため、「いらっしゃいませ」と声を掛けると聞いたことがあるが、不審者かどうか確かめたのかな?いやそんなことはないと思いながらウォーキング。
今度は、道の反対側を私の倍の速さで追い抜かれる。びっくりした。大きな声で「今晩は」これまた若い娘さん。背中にリュックサック。勤め帰り?田んぼの水面に灯りが映っているとはいえ、暗い道を一人で危なくないかと思ったが、「気をつけて」と声を掛けられず、今度会った時には声を掛けてみよう。

実家に度々来る2歳の孫を連れて近くの神社までお散歩。途中、クローバーで首飾りを作り、家に着くと下の娘から「お父さん作れるの?私達には作ってくれたことなかった。」と、きつい一言。追い討ちを掛けるように女房からも「・・・」。返す言葉もなく、面目ない。

西側の山の高台から見ると、新緑の山々に一面の茶畑と水田、点在する住宅とビニールハウス、川の流れなど、なんて自然豊かで長閑な風景だ。こんな長閑な風景を東海地震や南海トラフ巨大地震が襲うのかと考えてしまう。事前の備えと地震時・地震直後・地震後の行動を再確認してほしい。第一に、「身の安全対策」と「出火防止対策」をお願いしたい。

今度の休みの日には、新しい風景を求めて、油山寺経由可睡斎、エコパ経由法多山などと思いを巡らしている。

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