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第493回 スポーツは運動ではない!?

2014年8月5日更新

掛川市管財課長 笹本 厚

皆さんにとって一番大切なものは何でしょうか?
十人十色でいろいろなものがあると思いますが、私が思うものは「健康」です。
その健康を維持するため、私は12年前からトレーニングジムに通っています。
私の場合は競技のための筋力アップが目的ではありませんので、筋トレ(無酸素運動)中心ではなく、有酸素運動の割合を高くしています。
12年間で感じたこと。それは、私の中ではスポーツと運動は違うということです。
一般的にはスポーツと運動は同じものとして扱いがちですが、スポーツは技術と記録の向上を目的として各自の限界に挑戦するものだと思っています。
従って、怪我・故障は付きものであり、ある意味では健康を害することもあります。
私もジムに通い始めのころは、筋力アップを目標に、必要以上の負荷をかけてトレーニングをおこなったため、腰や肩、腕などを痛めたことがありました。また、奥歯が割れてしまったこともありました。
もともと私はスポーツ選手ではなく、トレーニングに関する知識が足りなかったことが主な原因かもしれませんが、限界に挑戦するということは、体を痛める原因となることも事実だと思います。
これに対して、運動とは広い意味で体の筋肉を動かす事であり、一般的には体質改善、病気の予防、健康な生活を目的として行なうもので、スポーツとは基本的に目的が違い、異なるものだと思っています。
私がトレーニングジムに通っているのは健康が目的ですので、体に負荷をかけすぎず、弱すぎず、適度な(これが難しい)運動を心掛けております。

それからもう1つ感じていることがあります。
よく、「仕事で汗をかいているから運動はしない。」という人がいますが、仕事でかく汗と、運動でかく汗は全く別なものではないかということです。
責任感、義務感を伴い緊張している状態(私には経験ありませんが、競技スポーツもこちらに入るのかも?)と、自主的に体を動かしている場合では、肉体的にも精神的にも全く異なると思います。
トレーニングジムでは音楽を聞きながらランニングマシンを使ったり、読書をしながらエアロバイクを漕ぐことも可能です。
皆さんも、積極的に汗をかき、晩酌のビールをおいしく飲むためにも運動をしてみませんか。

エアロバイクをこぐ女性のイラスト

ランニングマシンで走っている女性のイラスト

首にタオルをかけウォーキングをする男性のイラスト

 

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