掛川市市税課長 深谷 富彦
ウォーキングは、平成19年5月から毎日、歩数計で記録を取り始め、8年目になります。この間、合計で何歩、歩いたと思います？歩数計は、朝起きてから寝るまでほぼ、身につけていますで、（その間何日かは忘れた日もありますが）、かなり精度も高いと思います。
今年の10月末までの合計を計算してみたら、2,727日間でなんと、30,943,614歩で、一日平均で11,347歩です。一歩約70センチメートルで換算すると・・・2,166,052,980センチメートル・・・何キロ？・・21,660キロ・・というと、地球を約半分・・・・あってます？？
その間、歩数計もいくつ買い換えたことでしょう。なぜ、続けられているかといえば、やはり、一人でできるからではないでしょうか。自分の好きな時に自分のペースで行えることができるからです。最近、ここ2年は、朝は散歩（朝は愛犬と散歩なのでウォーキングとはいえない）夜は、ひとりで地域を徘徊（しっかりウォーキングしてます。）。
そして、土日は少し足を伸ばし、海（菊川河口）までいったり、山（大浜公園）へ行ったりしながら、季節の移り変わりを楽しみに歩いています。文化会館「シオーネ」の花畑では、春は菜の花、夏はひまわり、秋はコスモスが迎えてくれます。田んぼでは、代かきから、田植え、稲刈りと稲穂の成長をみながら・・・そして夜は、コオロギや鈴虫の鳴き声をきき、これからだんだんときれいになる星を眺め、毎日ウォーキングを繰り返しています。
おかげさまで、体調はすこぶる良い状態が続いています。そうはいっても若い頃の不摂生がたたり、降圧剤2粒、コレステロールの薬1粒の毎朝3粒が欠かせませんが・・・。
これからは、どれだけこの健康な体調を維持するかが課題です。少しでも長く歩き、少しでも長くみんなとゴルフができるよう、できるだけ続けていきたいと思っています。
（写真はどれも文化会館「シオーネ」で撮ったものです）
もうひとつ、続けていることに読書があります。
これは、続けているというよりは趣味的ですので少しだけふれようと思います。
この読書のきっかけは、何かのテレビか雑誌で読書を始めるなら単行本・ハードカバーの高い本を読みなさいということを紹介していたからです。もったないから最後まで読むからということらしいのですが、貧乏性の私はそれにはまってしまい、最初はハードカバーの少し値のはった本を読み始めました（今は、持ち運びの便利な文庫本がほんとんどですが・・・）。
それからどんな本を読んでいるかといえば、皆さんは「本屋大賞」をご存じですか？「本屋大賞」は、新刊書の書店で働く店員さんの投票で決定するものです。過去一年の間、店員さん自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票します。ようするに本屋さんが気にいった本を選ぶのですが、本屋さんが選ぶだけあって、はずれがありません。毎年、本屋大賞に上位入賞した本は、できるだけ読むようにしています。
読書といっても、一週間に一冊読むか、読まないかのペースですので、それほど多くもないわけですが、ウォーキングをして、読書して・・・となるとやっぱり最近は時間が足りません。その時間もあっという間に一日が過ぎ、一週間が過ぎ、一月が過ぎ、そして一年も、もうあと一月と少しで終わります。
さて、今年は何歩、歩くことでしょう・・・。本は何冊読めるでしょうか・・・。
「継続は力なり」ということわざもあります。自分の中でどれだけ力になっているかはわかりませんが、続けているとやはり、自然に自分のためになっているような気もします。
これからも時の流れのまま、自然を楽しみ、職場や地域の人を大切に、無理をしないようにマイペースで続けていけたらと思っています。
