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第530回 今年もフルマラソンに挑戦します

2015年3月13日更新

掛川市水道総務課長 岡本 昌太

最近、健康志向の高まりなどを背景に空前のランニング人気となり、よく走っている人を見かけるようになりました。これは2007年に本格的な市民参加型の都市マラソン「東京マラソン」がスタートし、これが契機となって一大ブームが到来したようです。私はこのブームに触発された訳ではありませんが、4年前から健康のためスポーツジムに通い始めました。最初の1年間ぐらいはジムの歩行マシンで1時間歩くことを中心にトレーニングを続けていましたが、周囲の走っている人につられ、私も少しずつ走り始めました。2年が経過し、長い距離を走れるようになってきました。そして3年目の昨年4月掛川新茶マラソンに初めて挑戦しました。もともと健康の為に始めた運動なので、とてもマラソンに挑戦できるようになるとは思いもよりませんでしたし、この年齢で大丈夫か、かなり不安がありましたが、思い切ってマラソンに挑戦するこを決意しました。

平成26年4月初マラソン当日は、天候にも恵まれ、走りやすい絶好の日和となりました。フルマラソンには6,000人が出場していますから、スタートが切られても後位の集団にいる私が正式なスタートラインを通過するまでに6分以上かかりました。新茶マラソンは、後半にアップダウンが沢山あり初心者向きではないと聞いていました。その通り前半は平坦で下りもあり、スムーズに走ることができましたが、30キロメートルすぎあたりからだらだらと上り坂が続き、地獄の試練となりました。つま恋に帰ってきてからも、厳しい上り坂の連続でとても苦しい42.195キロメートルでした。何とかあきらめずに制限時間内に完走できたのは、練習の成果と仲間の応援、そして何としても完走したいという意地だったと思います。私が走って感じたマラソンの魅力とは、(1)完走した時、自己満足ではあるが何とも言えない達成感が味わえ、自分自身の大きな自信となる。(2)途中の苦しい時、周りの人たちと励ましあったりして、一緒に走った人たちとのちょっとした連帯感が生まれる。(3)苦しいマラソンではあるが途中に飲み物、食べ物が用意され、完走目的の市民ランナーにとっては結構楽しい。(私は遅いので実際はおいしいイチゴやメロンなどは食べられませんでした。)などかなと思いました。

今年も新茶マラソンの季節がやってきます。今年はできれば5時間以内の完走を目指し、無理をせずに楽しく走りたいと思います。私は今年の3月で退職しますが、今後の目標として、ライフスタイルの一部として70歳まではフルマラソン完走を目指します。2020年東京オリンピックが開催されることから、いつかは東京マラソンに出場したいと思っています。倍率10倍以上ですので無理かな。

2014年掛川新茶マラソンにて、一斉に走り出すマラソンランナー達
2014年掛川新茶マラソンスタート

2015年第2回掛川城下町駅伝にて、一斉にスタートする駅伝ランナー達
2015年第2回掛川城下町駅伝スタート

 

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