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第579回「ソフトテニス仲間集まれ!」

2015年12月15日更新

掛川市水道工務課長 杉本幸俊

今回初登場です。ウォーミングアップを兼ねて、私が学生時代から続けている「ソフトテニス」について紹介します。

「ソフトテニス」は、昔「軟式庭球」と言われ、明治の終わり頃、東京高等師範学校(現筑波大学)で始まり、現在約700万人の愛好者がいると言われています。しかし、今世界で活躍している錦織選手の「硬式テニス」と比べ、日本とアジアの一部だけで行われているというイメージがあり、オリンピック種目でないこと、プロ選手がいないこと、学校体育が中心であることからマイナー感がありますが、アジア競技大会の正式競技でもあり、現在は、アメリカやヨーロッパへも広がりをみせ、世界選手権も開催されています。また「ソフトテニス」は、ボールがゴム製でラケットも軽く身体への負担が少ないことから、小学生から高齢者まで楽しめる生涯スポーツといえます。

男の子がトスアップしているイラスト

2人の女の子がテニスコートでテニスをしているイラスト

 

次に競技方法と大会運営について説明します。ソフトテニスの場合、二人がペアを組んで対戦するダブルスが中心で、通常は7ゲームマッチで行われ、1ゲームは4ポイント、デュースの場合は7ポイント、4ゲーム先取で勝ちとなります。試合時間は概ね20分から30分です。本地区エリア(掛川市、菊川市、御前崎市)で開催される大会としては、「掛川小笠ソフトテニス協会」が主催する市長杯・愛好者・地区選手権・インドア大会等があります。またよりレベルが高い大会として「静岡県ソフトテニス連盟」が主催する国体予選や県選手権大会、「日本ソフトテニス連盟」が主催する全日本ソフトテニス選手権大会(天皇、皇后杯)等があります。

現在私が所属している「掛川クラブ」は、部員が約20名ほどで、週末の土曜日か日曜日の半日、市内「いこいの広場」を中心に練習を行っていて、年齢も中学生から70才位までの老若男女、職業もいろいろで、医師や看護師さんもメンバーにいます。また市外から参加している人もいます。テニス歴も中学以来という人から、高校インターハイや大学・実業団経験者など、健康維持を目的とする人から、大会上位入賞を目指す人など、自分のペースで参加しています。また練習以外に、お花見会や懇親会等もあり気軽に参加できますし、なんといっても、コート使用料と年5回程度開催される地区大会参加料込みで、年会費が10,000円という安さが魅力です。(女性は7,000円、学生は免除、スポット参加は1回200円)

柵の外側から見たテニスコートの写真

男性がコート内でボールを打とうとラケットを振りかぶっている様子

 

最後に、定期的な運動や仲間づくりは、体力向上や気分転換にはもってこいです。また運動は小脳を活性化させ、認知症予防にもなると言われています。若い人ばかりでなく、ソフトテニスを忘れられない、やりたいという中高年大歓迎です。ソフトテニスに関心のある方は、「掛川小笠ソフトテニス協会のクラブ紹介」や「掛スポの教室紹介」ホームページをご覧下さい。