総合トップ記事第617回 マイナンバー(個人番号)制度について(その2)

第617回 マイナンバー(個人番号)制度について(その2)

2016年8月12日更新

掛川市市民課長 澤崎みどり

マイナンバー(社会保障・税番号)制度は、平成28年1月からスタートしました。
国内に住民登録をするすべての人にそれぞれ12桁の番号を付番し、国や自治体などの行政機関等が共通して利用することで、社会保障・税・災害対策の分野で行政を効率化し、国民の利便性を高め、より公平な社会をめざすというものです。
平成27年10月以降、書留郵便により「マイナンバー(個人番号)のお知らせ 個人番号カード交付申請のご案内」が皆様のお宅に郵送され、同封されていました「通知カード」によりご自分のマイナンバーが通知されました。
「マイナンバーカード(個人番号カード)」の交付申請をされた方は、順次交付の手続きを行っております。交付を受ける際には、「通知カード」は回収させていただきますのでご承知おき願います。
そのため、お手元で保管されているものは、「通知カード」または「マイナンバーカード」のどちらかになります。
マイナンバーの個人情報については、それぞれの機関が持つ個人情報を従来通り分散して管理することで、情報漏えいの連鎖を防いでいますが、「通知カード」・「マイナンバーカード」に記された番号は一生使うものになりますので、紛失しないよう大切に保管をお願いいたします。

「マイナンバーカード」の交付について

交付場所

平成28年1月以降、マイナンバーカードの交付を順次行っていますが、システムが動かなくなってしまったり、窓口で長時間お待ちいただくこともあり、大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。
最近では待ち時間も軽減されておりますので、交付通知書(交付案内ハガキ)をお送りした方で受け取りに来られていない方は、通知に記載してあります窓口にて交付をいたしますのでご確認ください。

掛川市役所市民課・大東支所・大須賀支所

交付時間

平日 午前8時30分から午後5時15分
木曜日のみ 午前8時30分から午後7時
(祝日・年末年始は営業しておりません)

注1)マイナンバーカード受取の際、「暗証番号」を設定していただきます。
注2)マイナンバーカードの交付時には、通知カード・交付通知書・本人確認ができる書類(必要書類については、書留郵便で郵送された時のご案内をご確認ください。)が必要となります。なお住民基本台帳カードをお持ちの方は回収させていただきます。

「通知カード」と「マイナンバーカード」

「通知カード」は紙製でマイナンバー・お名前・住所・生年月日・性別等が記載されています。
「マイナンバーカード」はプラスチック製で、表面にはお名前・住所・生年月日・性別・有効期限が記載され、顔写真が表示されています。裏面にはマイナンバーが記載されており、ICチップが搭載されています。

マイナンバーカードの表面の見本。氏名・住所・生年月日・性別・有効期限・顔写真が記載されみほんと書かれている
表面

裏面見本マイナンバーの記載とICチップが搭載されておりみほんと書かれている
裏面

 

それぞれのカードには、利用される場合の相違点があります。
ご自分のマイナンバーを証明する場合、「通知カード」は、ご本人確認をするための書類(免許証・パスポートなど)が必要になりますが、「マイナンバーカード」はご本人の顔写真が表示されているため他に書類は必要ありません。
「通知カード」は有効期限がありませんが「マイナンバーカード」には有効期限があります。顔写真が表示されていますので、20歳以上の方は発行日より10回目の誕生日、20歳未満の方は5回目の誕生日が有効期限になります。
その他「マイナンバーカード」は、公的な身分証明書として利用することができ、掛川市では、全国のコンビニで住民票や印鑑登録をされている方は印鑑証明の交付サービスをご利用いただけます。コンビニ交付は、毎日午前6時30分から午後11時までご利用いただけますが、年末年始のみ稼働しませんのでご注意ください。
また、平成29年7月頃から運用開始予定の「マイナポータル」は行政機関の間での自分の個人情報のやりとりの確認や予防接種の履歴、確定申告に必要な情報を自宅のパソコンで確認できるようになります。パソコンからマイナポータルへログインするためには「マイナンバーカード」が必要となります。

国では、将来的にマイナンバーカードの利用拡大を検討しております。
インターネットには、マイナンバーに関する様々な情報が載っていますので、ぜひ下記のホームページをご覧ください。