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第622回 久~しぶりに「22世紀の丘公園」に行ってきました。

2016年9月9日更新

掛川市環境政策課長 佐藤正弘

みなさんは「22世紀の丘公園」をお存知でしょうか。市内でお子様が居るお宅はもちろんのこと、おじいちゃんやおばあちゃんもお孫さんにせがまれて一度は行ったことがあるという方も多いと思います。そう、 あの大きな遊具がある公園です。今回はもし行ったことがない人のために、「22世紀の丘公園」を紹介したいと思います。どうしていい歳をしたおじさんが(子供はとっくに成人過ぎてるし、孫もいないし)公園を紹介するかって思われますが、仕事柄この公園整備の最終年度に1年間だけ関わりを持たせていただき、なんとなくいい夢を見させていただいた感謝の気持ちも込めて紹介させていだきます。

まずは公務員ですので堅く、公園整備概要からの説明です。この公園は、「ゆっくり じっくり 森づくり みんなが集まる手づくり公園」をコンセプトに、平成15年度から平成21年度の7年間をかけて施設整備が行われました。公園名にも由来している「22世紀の丘」は、来世紀にむけ100年をかけて美しい樹林の公園を楽しみながらつくるという意味で、子どもからお年寄りまでみんなが集える場所になることを目指して、5つの里と2つの広場が整備されています。

ということで何はともあれ、4、5年ぶりに公園に行ってみました。おじさんひとりで行くのは怪しげで、なんとなく気が引けたのですが、日頃の運動不足解消も兼ねて広い園内を散策してみました。思ったより人が少ないなと感じたんですが、そういえば自分が担当した当時も8月だけは、来園者が少なかったことを思い出しました。やっぱり暑さにはかないません。こんな時は、公園内にあるコミュニティーセンター「たまり~な」の休息コーナーで一休みです。「たまり~な」には売店もあるし、幼児が遊べるスペースもあります。時間あれば、温水プールや温浴施設もありますのでぜひ利用してみてください。ちなみにプールは帽子が必要です。

「遊びの里」の巨大遊具は相変わらず凄い存在感ですが、当時は風景から浮き上がっていた感もありました。(できたてほやほやの遊具を当時引き継ぎました。)今は背後の樹林と一体感が生まれ、ほんとに違和感がなくなくなった感があります。遊具も緑の背景になじむんだと感心しました。園路には当時なかったフードカーなるものが来ていて、ソフトクリームやかき氷を販売してました。土日のみ販売しているそうです。そういえば来園者から露店販売やお弁当販売の要望が多かったことを思いだしました。

22世紀の丘公園の遊びの里コーナーの巨大遊具

「実りの里」には、当時は殺風景だった畑に野菜や茶樹があり、古民家と見事にマッチした里山の原風景が再現されています。芝生広場も青々と広がり、とても気持ちの良い空間になっています。お子様が居るお宅で、一度も「22世紀の丘公園」に来たことがないという方はぜひ一度遊びに来てください。とっても楽しい時間が過ごせると思います。
市では「誰もが住みたくなるまち掛川」を目指してまちづくりを進めています。きっとこんなすばらしい公園のあるところに住んでみたくなる・・・という方も大勢いるはずです。

22世紀の丘公園の実りの里の、青々とした芝生広場の風景画像、

それから最後にもうひとつ紹介させてください。それはこの公園の入り口にある環境資源ギャラリー「エコみらい館」です。身近な環境問題をわかりやすく学べますので、「22世紀の丘公園」にお越しの際はぜひお立ち寄りください。開館は平日の午前9時から午後5時までと、第2土曜日・第4日曜日の午前9時から午後4時までです。お越しをお待ちしています。

22世紀の丘公園入口にある 環境資源ギャラリー「エコみらい館」の画像

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