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第666回 "守るために鍛える" 掛川市消防本部救助隊

2017年6月16日更新

掛川市消防長 白畑 喜久雄

ついに 掛川市消防本部救助隊が県大会2種目でチャンピオン!!
県消防学校に於いて掛川市消防本部救助隊がチャンピオンになった記念集合写真
平成29年6月6日 県消防学校

6月6日、県消防学校に於いて、県内16消防本部から280名の救助隊員が集結し、救助技術を競う第46回静岡県消防救助技術大会が開催されました。
この大会は、市民の消防に寄せる期待に力強く応えることを目的として、救助隊員が救助技術の高度化に必要な基本的要素を練磨し、消防救助活動に不可欠な体力、精神力、技術力を養うとともに、県内の救助隊員が競い、学ぶことを通じて、他の模範となる救助隊員を育成するものです。

県内16消防本部から280名の救助隊員が集結し整列している

快挙!! 感動!!

当消防本部から出場した、ロープブリッジ救出及び障害突破の2種目で1位となりました。
常にトレーニングを怠らない体力・技術はもちろん県下トップです。それよりもなによりも、感動し涙腺が壊れたのは、強靱な精神力と抜群のチームワーク、そして掛川市消防全職員が同じ目的に向かって取り組む姿勢でした。

ロープブリッジ救出

ロープブリッジ救出競技のためロープにぶら下がり1人目がスタートしたところ

ロープブリッジ救出競技で隊員2名がロープにぶら下がり移動している

 

3人が、渡過ロープにより対面する棟上(棟間隔20メートル)に進入し、要救助者1名を救出し、隊員が脱出するまでの安全確実性と所要時間を評価する。

ロープブリッジ救出ランキング
順 位所 属所要時間備 考
1掛川市消防本部52.3秒町村会会長杯 関東出場
2菊川市消防本部52.8秒関東出場
3駿東伊豆消防本部54.7秒

出場13チーム

障害突破

障害突破競技で白い3メートルの壁を4人で協力して、下で2人が台になり2人が登っている。

高所からロープを使って移動している

 

酸素ボンベを背負って煙道救助競技に3名の隊員で突破している

ゴール地点へ走りこんでいる隊員チーム4名

 

5人(補助員を含む)1組で、スタート地点から5箇所の障害(3メートル高塀・はしご・渡過・降下・煙道)を協力して突破し、ゴール地点に至るまでの安全確実性と所要時間を評価する。

障害突破ランキング
順 位所 属所要時間備 考
1掛川市消防本部91.3秒県知事杯 関東出場
2湖西市消防本部93.7秒関東出場
3駿東伊豆消防本部97.1秒

出場10チーム

2年連続の関東地区指導会に出場!

この2種目については、19年ぶりに県2位で参加した昨年に続き、静岡県の代表として7月14日に山梨県中央市で開催される関東地区指導会に出場します。

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