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第674回 「ワーク・ライフ・バランス」???

2017年7月25日更新

掛川市企画政策課長 平松克純

最近、「ワーク・ライフ・バランス」という言葉をよく聞くようになりました。仕事と生活の調和。もし、残業がなくなったら、自分の時間が今より増えたら、空いた時間は何に使おうか?少し前にテレビのCMで、「1日楽しみたかったら本を読みなさい。1年楽しみたかったら種を蒔きなさい。一生楽しみたかったら・・・・・・」というフレーズがありましたが、私は、1年楽しもうと、毎年種を蒔いてます。

といっても、家庭菜園に毛が生えた程度のものです。今年は春に、ズッキーニ、キュウリ、オクラ、ゴーヤ、スイカ、カボチャ、マクワ、ビーツの種をポットに蒔き、ビニールハウス(といっても小さな苗用のハウスですが)で大切に育てた苗と、苗を買ってきてハウスで大きくしたナス、ピーマン、トマトを、5月以降、順次畑に定植し、それぞれ順調に育っています。また、里芋、サツマイモも順調に育っています。

まだ小さく葉の枚数も4枚ほどの植えて間もない野菜の苗
5月初旬

葉も濃い緑にかわり、枚数も増えしっかりと育ってきている
5月下旬

力強い大きな葉に育ち、ツルも伸びて畑を覆ってきている。黄色い花も見える。
7月初旬

 

今は、ズッキーニが最盛期で、毎日5本くらいずつとれています。ズッキーニは6月に入ると花が咲き出しますが、雄花と雌花があり、早朝に受粉してやらないと大きく育ちません。ですから、6月に入ると毎朝5時過ぎに起床して、まず畑に受粉しに行きます。初めは、少しずつしか収穫できませんが、段々とたくさん収穫できるようになり、この頃では、毎日5本以上の収穫が続き、とても食べきれません。種を蒔く数を減らせばいいと思いますが、雄花、雌花の咲くバランスを考えたり(雄花だけ咲いたり、雌花だけ咲いたりすると、受粉できずに大きくなりません。)、途中で枯れたりと色々考えていると、つい多くの種を蒔いてしまい、毎年今のような状況になってしまいます。

大きく育ち、畑一面を覆っている緑の葉。奥にはビニールハウスもみえる。

とれすぎたズッキーニは、職場の皆さんに食べてもらっています。初めは喜んで持って行ってくれます。この頃も持って行ってくれますが、毎日では飽きるのでは、迷惑になってはいないか、と心配しています。
それでも、職場内でズッキーニ料理の写真を投稿しあって、勝手に盛り上がっています。(当然、勤務時間外です。)これが、職場の雰囲気づくりになり、働きやすい職場になり、仕事の効率が上がり、ワーク・ライフ・バランスの促進になれば「ズッキーニによるワークライフバランスの促進」かな、と勝手に考えています。

最後に、投稿してもらったズッキーニ料理の一部を紹介します。

ゴロゴロと大きめに切られたズッキーニやパプリカで作ったラタトゥイユが入ったお鍋

スライスされたズッキーニの上にチーズを乗せ焼いた料理

ズッキーニ、なす、豚肉を炒めた料理

丸い木のまな板に乗せられた2枚のズッキーニ入りピザトースト。横にはスープも添えられている。

縦に二つに割ったズッキーニにプチトマトを乗せ焼いた料理。食べやすく、一口サイズに切り分けている。

2段のお弁当箱。1段はご飯、もう一段にはズッキーニや煮豆、卵焼きなどいろいろなおかずが入っている。

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