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第704回 40 の手習い ~新たな挑戦~

2017年12月22日更新

掛川市国保年金課長 佐野孝芳

今からもう10年以上も前のこと。息子が高校野球まで続けてくれたため、休日は父母会として望遠レンズの一眼レフをぶら下げて応援に駆け回り、個人的に某高校野球部の応援HP まで作っていました。(その名物親父ぶりがスポーツ新聞に取り上げられて、当時、囲み記事になったことも・・・)

高校野球の追っかけが終わってしまうと手持ちぶさたとなり、親父のほうが燃え尽き症候群に。週末はぼ~っと過ごす毎日で、これでは駄目だと一念発起。
まあ、それまでにかじった趣味は盛りだくさんで、飽きっぽいというか、移り気というか・・・、DIYはプラモデル~電子工作~パソコンの自作~日曜大工、変わったところでは編み物や週末クッキングもやりますし、その他にも写真撮影や音楽・映画鑑賞、熱帯魚の飼育などなど、いろいろと手を出していました。
その上で、以前から興味があった「革細工」を始めてみようと、浜松にあるレザークラフトショップを訪ねたことが、私の趣味人生を大きく変える出来事になりました。ショップで「まったくの素人で新規に始めたいのですが・・・」と伝えると、ビギナー工具セットを購入すると講習を受けられるとのこと。
40の手習い、早速1時間弱の講習を受けて名刺入れを作成。そこからどっぷりとこの世界にはまりこみました。

明るい茶色の革で作られている名刺入れ内側

明るい茶色の革で作られている名刺入れ外側

世の中には、「キング オブ ホビー」と言われる趣味がたくさんあります。そのなかでもレザークラフトはトップクラスの趣味だと思います(主観です)。
ちょっとした小物からバックまで。市販品ではちょっと物足りないナ、など、自分でデザインから考えて作る。それも最高の素材を生かして・・・。それを考える時間も、作る工程も、ずっと使えることも、それから「どうだ、すげ~だろう。」という優越感も、すべてが魅力です。
あれから10年あまり・・・、バックや財布、小物まで、いろいろな物を作ってきました。
今ではレザークラフトから派生して、ソーイングも趣味の仲間入り。

レザークラフトのバック

ミッキーマウスの後ろ姿が入っている手作りのリュックサック2つ

100点を超える作品は、過去の高校野球ホームページの経験を生かして、自分のホームページ[検索エンジンから「サンタ レザークラフト」でトップに表示されます。]にアップしていますので、興味のある方はホームページの方も訪ねてみてください。

サンタ レザークラフトのトップページの画像の写真。いろいろなレザークラフトの作品が載っている。

私は40歳を過ぎてからこのレザークラフトに出会いましたが、人生80年の時代、自分の趣味を、余暇の楽しみを探してみませんか?
40代、50代、60代の手習いでも、決して遅くありませんから・・・。

(ちょっとだけ自分の仕事に触れて・・・)認知症の予防にもなりますし・・・。

現在、掛川市の国保が医療機関等に支払っている額は、年間約80億円[1日約 2,200万円]です。
みなさんも、【控飲控食、日々の運動、早期受診】に努めましょう。
【特定健診】の受診もお忘れなく。

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