受賞作家招き「高校生読書サミットin掛川」を開催します!
今年度、令和5年度掛川市市民チャレンジ公募事業に採択された「高校生が選ぶ掛川文学賞」の授賞式とシンポジウムが、受賞作家「遠未真幸(とおみまさき)氏」を招き令和6年1月20日(土)に開催されます!
この事業は、高校生の読書環境の醸成と啓発を目的とし、掛川市内の高校に通う生徒12名が、市民選書委員より推薦があった5作品(候補作品)を読み、「掛川文学賞」を決定するものです。
当日、参加を希望される方は、コチラからお申込みください(観覧者としての参加になります)。
日時
令和6年1月20日(土)午後2時から午後4時
※午後1時40分から受付開始。
会場
掛川市立中央図書館 会議室(掛川市掛川1148-1)
タイムスケジュール
午後2時~午後2時45分 オープニングセレモニー
授賞式・交流会
午後2時55分~午後3時45分 シンポジウム
「世代を繋ぐツールとしての本」
午後3時50分~午後4時 クロージングセレモニー
応募方法
先着50名限定で一般参加者を募集します(観覧者としての参加になります)。
参加を希望される方はコチラからご応募ください。
問い合わせ先
実行委員会事務局(掛川工業高校)
担当 杉山
電話 0537-22-7255(平日午前9時~午後5時まで)
メール kakegawa-th@edu.pref.shizuoka.jp
受賞作は遠未真幸『おかげで、死ぬのが楽しみになった』(サンマーク出版)
11月10日に、掛川市立中央図書館で掛川文学賞受賞作(1作品)を決定する選考会議が開催されました。
市内4校から立候補された12名の高校生文学賞選考委員が選んだ受賞作は、遠未真幸『おかげで、死ぬのが楽しみになった』(サンマーク出版)。
昨年同様、選考会議は教諭や市図書館職員からなる実行委員は別室で待機し、選考には一切かかわらない形式で実施。
意見が割れる中、2時間以上にわたり丁寧な議論を重ね受賞作を決定しました。
受賞作家「遠未真幸」先生よりコメントをいただきました!
受賞の喜び
70歳のおじいちゃん達が主人公の小説が、高校生の皆さんの心に響いた――。
作者の私は驚き、同時に「物語は世代を超えて届く」という確かな希望を感じました。
さらに選考会議を1時間も延長し、話し合いを重ねて決めてくださったと聞き、
自分の作品が選ばれたこと以上に、本が好きで読書の魅力を伝えようと奮闘する高校生達に出会えたこと、
彼ら彼女らに選考を託し、信じ、支え続ける掛川の皆さんとご縁をいただけたことが本当に嬉しいです。
小説を書き、初めていただいた文学賞が「高校生が選ぶ掛川文学賞」だということを誇らしく思います。
あらためて、本を愛する同志である選考委員の皆さま、本を通じて掛川の街に寄り添い応援し続けている皆さまに、
心からの感謝を捧げます。
遠未真幸
掛川文学賞ノミネート作
- 年森瑛 『N/A(エヌ エー)』(文藝春秋)
- 宮島未奈 『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)
- こまつあやこ『雨にシュクラン』(講談社)
- 遠未真幸 『おかげで、死ぬのが楽しみになった』(サンマーク出版)
- 濱野京子 『金曜日のあたしたち』(静山社)
高校生が選ぶ掛川文学賞とは
「文芸のまち掛川」を実現するために高校生、公立図書館、学校図書館が連携・協働し、子ども読書活動推進の啓発を行う事業です。
令和4年度にスタートし、今年度で2年目の事業。令和4年度は「りぼんちゃん」(フレーベル館)が受賞し、作者の村上雅郁氏を招き、読書サミットin掛川を開催しました。
※令和5年度掛川市市民チャレンジ公募事業の採択事業です。
スケジュール
- 7月24日(月)
市民選書委員による選書会議。候補作5作品を決定。 - 8月上旬~11月中旬
高校生選考員による作品鑑賞(候補作) - 11月10日(金)
高校生選考員による「文学賞選考会議」を開催。掛川文学賞決定! - 1月20日(土)
「読書サミットin掛川」開催