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2021年12月10日 誰もが楽しめる観光を 東山地区茶草場モデルツアー

2021年12月10日更新

案内役(中央)から説明を受ける参加者

▲案内役(中央)から説明を受ける参加者

世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会(川勝平太会長)は12月10日、同農法や実践地の魅力を発信する新たな観光メニューをつくるため、東山地区を中心としたモデルツアーを行いました。
同協議会から委託を受けた市内のゆとみ・ソリューションズ(戸倉由紀枝代表)が茶生産者や旅行会社と協力して実施しました。計3回行われるツアーでは、外国人や車いす利用者に参加してもらうことで、多様性社会において国籍や障害の有無に関わらず誰もが楽しめる行程となるよう検証を行います。
今回は視覚障がい者2人が参加。うねの間に茶草(ササやススキなど)が敷かれた茶畑や、茶草を乾燥させるために組み上げた「かっぽし」、近隣の茶工場などを見学し、同地区のお茶の魅力を楽しみました。
参加者の塚本栄さんは「茶草が敷かれた茶畑は想像以上にフカフカで、お茶の花や実などにも触らせてもらえた。ぜひ多くの方に体験してもらいたい」と話しました。

2021年12月10日

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