最後の社会貢献に「遺贈寄附」という選択があります
次の時代を担う人や社会に貢献したい。
お世話になった学校に、地域に、社会に恩返ししたい。
そんな想いを実現でき、伝えることができるのが「遺贈寄付」です。
「遺贈寄附」と「相続寄附」
遺贈寄附とは
遺贈寄附とは、遺言により遺産を特定の個人や団体に贈ったり、寄附したりすることをいい、掛川市でも遺贈によるご寄附を受け入れています。遺贈によるご寄附を頂いた際は、一般的な寄附と同様、寄附くださった方のご意志に沿った使途で活用いたします。遺贈には、相続に関する知識や遺言書の作成が必要となることから、専門家にご相談いただくことをお勧めしております。
相続寄附とは
相続寄附とは、財産を相続した方(相続人)が相続財産を寄附することをいい、寄附者は相続人になります。相続税の申告期間内にご寄附をされる場合は、寄附した分の財産は相続税の非課税特例により相続税の課税対象にはなりません。
遺贈寄附の方法
遺言書による寄附
ご本人の意思を聞いた公証人が作成し公証役場で保存する公正証書遺言や、法律の要件に沿った様式でご自身で書かれた遺言書(自筆証書遺言)に寄附先や寄附の活用方法を記しておきます。お亡くなりになった後、遺言書の内容に則り寄附がなされます。自由にご意思を記せますが、専門的な知識が必要であり、作成に時間がかかります。
遺言代用信託
委託者(寄附者)が信託銀行等に金銭を信託しておくと、委託者が亡くなった後、信託銀行等が、委託者があらかじめ指定した受取人に信託財産を支払う仕組です。この方法は、遺言書作成の手間がかかりません。遺言書より簡便に行えますが、お申込みできる金額に上限があるなど一定の条件があります。
掛川市への遺贈をお考えの方へ
掛川市では、専門的な知識が必要な遺言書の作成など、遺贈寄附に関してサポート等を行うため、遺贈に関する協定を締結している金融機関及び相談機関をご紹介しております。協定を締結している機関へ直接お問い合わせいただくか、ページ下部の担当課へお問い合わせください。お電話の際、掛川市のホームページをご覧になった旨をお伝えください。
遺贈に関する協定を締結している金融機関と相談機関
金融機関
相談窓口 | 島田掛川信用金庫 地域サポート部 |
電話番号 | 0547-37-5189 |
受付時間 | 平日:9時から17時まで(土日祝及び12月31日から翌年1月3日は除く) |
公式ホームページ | 島田掛川信用金庫(外部リンク) |
相談窓口 | 静岡銀行 掛川支店 |
電話番号 | 0537-22-3111 |
受付時間 | 平日:9時から15時まで(土日祝及び12月31日から翌年1月3日は除く) |
公式ホームページ | 株式会社静岡銀行(外部リンク) |
相談窓口 | スルガ銀行 掛川支店 |
電話番号 | 0537-22-5121 |
受付時間 | 平日:9時から15時まで(土日祝及び12月31日から翌年1月3日は除く) |
公式ホームページ | スルガ銀行株式会社(外部リンク) |
相談機関
相談窓口 | 日本承継寄付協会 |
電話番号 | 03-3868-7011 |
受付時間 | 平日:9時から18時まで(土日祝及び12月28日から翌年1月3日は除く) |
公式ホームページ | 日本承継寄付協会(外部リンク) |
いただいたご寄附の使い方
寄附者様の思いに応えられるよう、幅広い取り組みの中から使い道をお選びいただけます。それ以外の使い道についてもご対応させていただきます。
1 教育・文化 | 子どもたちのより良い教育に |
2 健康・子育て・福祉 | 安心して子育てできる環境整備に |
3 環境 | 美しい森林の保全に |
4 産業・経済 | 掛川茶などの農業を守る支援に |
5 シティプロモーション |
歴史を生かした観光の促進に |
6 都市基盤 | 中心市街地の活性化に |
7 協働・行政 | 掛川市が持続可能であるために |
ご注意していただきたいこと
- 遺贈寄附の受付は「現金」のみとなります。
- 寄附入金の確認ができましたら、申告用書類として寄附金受領証明書を送付します。
- 遺言により、相続分の指定や遺贈を希望しても、相続人には法律上一定限度の財産確保が保証されております。
- 掛川市から電話や文書により寄附を強要したり、指定口座への振り込みをお願いすることはありません。
- 特別な理由のある場合を除き、寄附者個人に関する情報は、第三者に開示、公表することはありません。
- 協定に基づき、各機関への相談は1回無料です。ただし、遺言書の作成等については手数料等のご負担があることにご注意ください。
- 遺贈寄付には遺言書作成や税金等に専門的な知識が必要です。掛川市と協定を締結している機関へ相談したり、専門家と相談しながら進めましょう。