総合トップ広報かけがわ2019年6月11日 6年ぶり復活PR 垂木の祇園祭で流鏑馬披露
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2019年6月11日 6年ぶり復活PR 垂木の祇園祭で流鏑馬披露

2019年6月11日更新

松井市長(右から2番目)に垂木の祇園祭をポスターを元に説明する榛村会長(左)と中村悟副会長
松井市長(右から2番目)に流鏑馬神事の説明をする榛村会長(左)と中村悟副会長

桜木地区上垂木にある雨櫻神社と六所神社による「垂木の祇園祭」(市無形民俗文化材)が7月7日から14日の8日間開催されます。これを前に、保存会の役員ら4人がPRのために6月11日、掛川市役所を訪れ、松井市長に6年ぶりに復活する流鏑馬(やぶさめ)神事などの見どころを紹介しました。
祭礼は、雨桜神社の社殿が焼失した際、2キロメートル南の六所神社で御祭神を一緒に祭ったことから、お礼のための神幸祭が始まったと伝わっています。また、天から降りてきた獅子が収穫した麦を食い荒らし、これを近郷の7騎の武者が退治して祭ったことも起源といわれ、神事と伝承が祇園祭として同時に執り行われるのは、全国でも珍しいといいます。
最終日の8日に行われる流鏑馬は、この獅子退治の様子を再現。六所神社南東の「馬場」で、地元の小中学生が5頭の馬に乗り矢を放ちます。
保存会会長の榛村保さんは「400年以上続く祭礼。次の世代に残せるよう、会が仲立ちをして盛り上げていきたい」と意気込みを語りました。松井市長は「将来に残すべき伝統の祭り。5年ぶりの流鏑馬も多くの方に見てもらいたい」と話しました。

2019年6月11日

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