１歳を過ぎると始まるイヤイヤの連発、２歳頃から自分の思い通りにならないと、パニックや大泣き…。そんな強情を張る時期が、どこの子にもあります。

自分でこうしたい、という自我が育ってきた証拠です。親を困らせようとしているのではないのであたたかい目で見守ってください。

３歳を過ぎ、言葉で表現できたり、見通しが持てるようになったりすると、だんだん落ち着いてきます。やりたがるときは、簡単なことをやらせてあげましょう。

例えば、買い物で野菜やパンなど安全なものを子どものカゴに入れてもらう、パジャマやズボンなどがはけずにイライラしていたら、そっとわからないようにお尻の部分を持ち上げてあげるなど。

何を言ってもダメなときは、あまり言い過ぎると親も疲れてしまうので、しばらく様子を見て、子どもが落ち着いたら、しっかり抱きしめながら、「○○したかったのね。」と子どもの気持ちを分かってあげてください。

そのあと、「お母さんは○○したかったの(思いを伝える）」「○○だから○○しようね(理由を伝える）」と親の気持ちを伝えたり、「〇と〇とどっちにする？」と子どもに選ばせたりすると、気持ちを尊重してもらい納得することがあります。

子育てコンシェルジュだより№18をご覧ください。