津波
津波避難の考え方
素早く避難する

想定にとらわれず、可能な限りより遠く、より高いところへ逃げましょう。声を掛け合いながら、率先して避難することが大切です。
川沿いの道路は避ける

津波は河口から侵入し、何kmも上流へ遡上(逆流)し、堤防を越えて大きな被害をもたらすことがあります。
原則、徒歩で避難

車の避難は、渋滞により避難が遅れてしまうことがあり ます。また、他の徒歩避難者の円滑かつ安全な避難の妨げとなります。
複数の避難経路を確保

普段は通行できる道も、地震の後は、液状化現象や建物及びブロック塀の倒壊によって通行できない場合があります。
津波による災害の発生が予想される場合には、「大津波警報」、「津波警報」または「津波注意報」が発表されます。 その後、「予想される津波の高さ」、「津波の到達予想時間」などの情報が発表されます。
予想される津波の高さ | 警報の名称 | 皆さんの対応 | |
---|---|---|---|
数値での発表(発表基準) | 巨大地震の場合の表現 | ||
10m超 | 巨大 | 大津波警報 (特別警報) |
沿岸部や川沿いにいる人は、 ただちに高台や避難施設など 安全な場所へ避難してください。 |
10m(5m<高さ≦10m) | |||
5m(3m<高さ≦5m) 3m | |||
3m(1m<高さ≦3m) | 高い | 津波警報 | 沿岸部や川沿いにいる人は、ただちに高台や避難施設など安全な場所へ避難して下さい。 |
1m(20cm<高さ≦1m) | (表記しない) | 津波注意報 | 沿岸部にいる人は、ただちに海岸から離れてください。 |
津波浸水域図

津波避難施設協定一覧
市では、地域住民などが津波から一時的に避難するために「津波発生時における津波避難施設の使用 に関する協定」を民間企業などと締結しています。津波避難は、津波浸水域外への避難が原則です。
避難が間に合わない場合は近くの津波避難施設などに避難します。
No. | 施設名 | 所在地 | 避難場所 | 収容人数 |
---|---|---|---|---|
1 | (特養)くにやす苑 | 国安1717-1 | 屋上、津波避難デッキ | 98人 |
2 | 倉敷繊維加工(株)静岡工場 津波避難施設 | 浜川新田2052 | タワー | 80人 |
3 | 藤森工業(株)掛川事業所 FB工場棟 | 菊浜630 | 屋上 | 100人 |
4 | (老健)あおばケアガーデン | 大渕4345 | 2・3階談話室、レクリエーションルーム及びバルコニー、PHホール、屋上 | 1,290人 |
5 | 矢崎部品(株)大浜工場 厚生棟 | 国包1360 | 屋上 | 800人 |
6 | SPOON Ⅲ(アパート) | 西大渕4288-1 | 5階通路 | 87人 |
7 | (株)エス・テック 工場棟 | 国安24-21 | 2階 | 464人 |
8 | 焼津水産化学工業(株)大東第1工場第2プラント | 国安3000-1 | 屋上 | 86人 |
9 | ダイトーケミックス(株)静岡工場 本館 | 浜野3110 | 4階及び屋上 | 130人 |
10 | 磐田化学工業(株)大須賀工場 造粒工場棟 | 山崎2464 | 屋上 | 200人 |
11 | 三笠製薬(株)掛川工場 第五工場棟 | 国安2679 | 屋上 | 300人 |
12 | メルクエレクトロニクス(株)静岡事業所(TC2) | 千浜3330-1 | 屋上 | 2,160人 |
メルクエレクトロニクス(株)静岡事業所(TC5) | ||||
13 | (株)キャタラー 東側高台 | 千浜8090-26外 | 高台 | 700人 |
14 | (株)ウィルプランニング ウィル掛川 | 横須賀1198-1 | 2・3階部分の食堂及び機能訓練室、廊下等 | ー |
15 | 遠州夢咲農業協同組合 大坂支店 | 大坂922 | 屋上 | 130人 |
16 | (株)遠興 | 横須賀1409-2 | 屋上 | 100人 |
17 | 津波避難タワー 「国安・千浜西」 | 国安1342 | タワー | 400〜600人 |
18 | 津波避難タワー 「菊浜」 | 菊浜434-1 | タワー | 400〜600人 |
19 | 津波避難タワー 「今沢」 | 西大渕1563-1 | タワー | 250〜375人 |
津波避難施設・津波避難タワー・いのち山

津波からの避難は、「遠くに逃げる」ことが原則です。しかし、さま ざまな理由で津波から身を守ることが難しい場合があります。そのよう なときは、緊急避難施設として「津波避難施設」や「津波避難タワー」 などがあります。どこにあるのかなど、事前に確認しておきましょう。
避難行動のタイミング(地震)
大地震による被害を最小限にくい止めるためには、日頃の備えとともに、その瞬間にどれだけ適切な行動がとれるかにかかっています。いざというときのために、地震発生時の心得をしっかり頭に入れておくことが大切です。
