市長の部屋

掛川市長メッセージ

皆さん、こんにちは。掛川市長の久保田崇(たかし)です。
市長の部屋をご覧いただきまして、どうもありがとうございます。

令和5年、掛川市は将棋の王将戦から幕を開けました。藤井聡太王将に羽生善治九段が挑む
という将棋界のスーパースターが、掛川城二の丸茶室で戦うという大一番でありました。
そして、現在NHKで放映中の「どうする家康」についても、掛川城や、高天神城、横須賀
城も含め、そういった掛川市のお城が登場するのではないかということでおおいに期待が高
まっています。

また、最近のニュースとしては、掛川市桜木地区出身のアルペン女子スノーボードの三木
つばき選手が、ジョージアで開催された世界選手権で初優勝したというたいへん大きな
ニュースがありました。本年、掛川市は非常に注目を浴びていると思っております。

現在、2月議会において、令和5年度の新年度予算等を審議中です。私は、令和5年度につ
いては「人と環境の持続可能性にチャレンジする予算」を議会に提出しています。

まず、「環境の持続可能性」の取組については、掛川市は従来からゴミ減量を頑張っており、
人口1人当たりのゴミ排出量は、人口10万人以上50万人未満の部において、全国1位、1番
少ないということであります。しかし、ゴミ減量をもっともっと進めていこうということで、
現在燃やしている紙オムツやプラスチック、生ゴミなどに対して、新たなリサイクルの仕組
みを作れないだろうかと、新たに研究会を立ち上げる予定でおります。その他にも、カーボ
ンニュートラルと環境の取り組み、SDGsも含めて取り組んでいきたいと思っております。

それから、もう一つの柱「人の持続可能性」については、いろいろな地域で自治会の役員の
なり手が少ない、もちろん子供の数も減っている、また掛川市に多い製造業についても人手
不足が深刻というお話を伺っております。そのような中で、人材の育成や人づくり、小中学
校の再編や自治会のサポートなどをしっかりやっていかなければなりません。

また、新年度予算では、「掛川市高校生チャレンジ公募事業」という、掛川のとても元気な
高校生が自由に提案できる事業も予算化し、そういった取組を後押ししていきたいと考えて
おります。

私は市長になって丸2年になりますが、令和5年度についても、対話とチャレンジという二つ
のキーワードを大切に今後も市政運営をしていきますので、引き続き、ご理解とご協力をよ
ろしくお願い申し上げます。