第56回「新しい春のご挨拶」
新年度が始まりました。ご入学、ご入園を迎えられたみなさん、誠におめでとうございます。また、新たな職場でのスタートを切られた方、掛川市に転入されたみなさんを心より歓迎いたします。春は、新しい出会いと挑戦の季節です。掛川での暮らしが、実り多いものとなることを願っています。
昨年度の広報では、毎月空き家の特集を続けてきました。少しずつではありますが、活用事例が増えてきたことから、今月は改めて空き家対策を取り上げます。
見えてきた実態と課題
市が実施した空き家実態調査により、掛川市内には約1800件の空き家があることが分かりました。この結果は、今年度の地区集会で地区別データとして共有する予定です。空き家は「数」だけの問題ではありません。それぞれの状況に応じて、今後の活用予定や課題を1件ずつ確認し、ピンポイントで支援につなげていくことが重要だと考えています。
空き家を力に変える
市では、空き家の取得や活用に補助金を支給しています。昨年度の空き家取得の補助金は、若者・子育て世代を対象に、最大150万円を補助し、移住や居住誘導区域内への居住に対する上乗せも行い、移住・定住促進を強化しました。
同時に創設した「空き家活用モデル事業」とあわせ、空き家の活用が進み、採択16件のうち5件が市外からの移住世帯となるなど、確かな成果が生まれています。掛川市は、県内35市町の中で、人口が微増している長泉町を除けば、最も人口減少率が少ないまちです。この強みを生かし、空き家を「課題」ではなく「資源」として、移住や定住につなげる取り組みを進めてまいります。

