▲作品を設置する狩野さん
かけがわ茶エンナーレ実行委員会(久保田崇委員長)は8月29日、「かけがわ茶エンナーレ2020+1」の会期中にウェブ上で展示する作品の設置・撮影を市議会本会議場で行いました。
さまざまな素材を組み合わせて作品を制作するアーティスト狩野哲郎(かのうてつろう)さんが、議場中央の速記席に、角材や食器、釣り具などを使用して高さ約5メートルの「1本で複数の木」という作品を設置。マーターポートと呼ばれる、ウェブ上に仮想空間を作り出すシステムを活用し、撮影を行いました。
会場も含めて作品の一部とする「インスタレーション(空間美術作品)」として、普段あまり見る機会のない議場も、ウェブ上でじっくりと鑑賞することができます。
狩野さんは「議場の高さを生かした形。好きな角度、ディテールを見つけてもらえれば」と話しました。
2021年8月29日