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2021年10月3日 たたいて伸ばして小皿を成形 大角幸枝さん金工教室

2021年10月3日更新

参加者に実演指導する大角さん(左)

▲参加者に実演指導する大角さん(左)

掛川市伝統工芸体験教室実行委員会と掛川市文化財団は10月3日、市内出身の人間国宝大角幸枝さんを講師に迎え、たまり~な(満水)で金工教室を開催しました。親子5組が参加し、超一流の技術を間近で見ながら伝統工芸を体験しました。
親子体験は市内初の実施。参加者は熱で溶ける金属の特徴や、3種類の金工技術を教わったあと、金属をたたいて成形する鍛金に挑戦しました。直径約12センチ、厚さ約1.3ミリの円形のすず板に下絵を写し、くぎやたがね、金づちを用いて模様をつけました。続いて、木づちでたたいて思い思いの形の小皿を作りました。
戦国武将の家紋を下絵に選んだ小学校5年生の堀内結仁(ゆうと)さんは「たたいて形を作るのは初めてで、楽しかった」と話しました。
大角さんは平成27年に金工の鍛金の分野で女性初の重要無形文化財保持者に認定されています。また、平成29年には輝くかけがわ応援大使に委嘱されています。

2021年10月3日

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