▲話を真剣な表情で聞く生徒
桜が丘中学校の1年生31人が1月28日、学級活動の時間に「性の多様性」について学びました。性の不一致に悩む生徒が相談しやすい環境づくりや性的少数者などへの偏見がない環境を整えることを目的に、市内の中学校で初めて行われました。
生徒は、LGBTと言われる人が日本で13人に1人いることや、体の性と心の性が必ずしも一致しないことなどを学んだ後、友人にLGBTであることを告白されたらどう接するかを班で意見交換。「最初はとまどう」「ショックを受ける」「普通ではないと思う」「励ましたいがかける言葉がわからない」など、さまざまな意見が発表されました。
山﨑陽向(ひなた)さんは「LGBTのことを理解していきたい。いじめや仲間はずれなどが起きない環境にしたい」と話しました。
2021年1月28日