▲地図を囲ってコースを検討する参加者たち
市は1月23日、徳育保健センター(御所原)で第2回地域リハビリテーション研修会を行いました。市内在住・在勤の理学療法士や作業療法士など14人が参加し、JR掛川駅周辺のウォーキングマップを作成するグループワークに取り組みました。
リハビリテーション専門職の認知度向上や、知識・スキルの政策への反映などが目的。近年、健康寿命の延伸への関心が高まるなか、リハ職が日常動作能力低下の予防に果たす役割が注目されています。知識を生かして、健康増進に効果的なウォーキングマップを作成することで、市民だけでなく観光客も健康になれるまちづくりにつなげます。
参加者は3つのグループに分かれ、市中心部の地図を囲ってコースを検討。「信号にひっかからずに運動し続けられる」「観光名所を通り楽しく運動できる」「体力に合わせた運動負荷を選べる」などさまざまな工夫をこらして、計8個のコースを考案しました。
参加者は「専門知識を生かして地域に貢献できる取り組みで、とてもやりがいがある」と話し、市の担当者は「魅力的なコースがいくつもできた。リハ職を広く知ってもらうきっかけになれば」と話しました。
今後、作成したコースを実際に歩くフィールドワークなどを行い、完成したマップは市の健康事業などで活用されます。
2022年1月23日