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令和4年6月定例会行政報告

2022年6月10日更新

定例会の開会に際し、行政報告を申し上げます。

新しい廃棄物処理施設の整備について

 はじめに、「新しい廃棄物処理施設の整備」について、申し上げます。
掛川市と菊川市で設置しました検討委員会でありますが、これまでに3回開催し、ごみの量やごみ質の変化の予測、ダイオキシン類が周辺の環境に及ぼす影響、カーボンニュートラル社会における社会や経済の姿など、専門家の観点で様々な議論をいただいています。
 また、4月29日(金・祝)には、地元満水区を対象とした市民対話集会を、先月14日(土)には、隣接する西山口地区・東山口地区・日坂地区・東山地区を対象とした市民対話集会をそれぞれ開催し、産業廃棄物の受け入れに対する反対意見や、基本構想策定プロセスに対する厳しいご意見をいただきました。
 そして、先週6月4日(土)に開催した第3回検討委員会においては、現施設南側への新施設建設を可能とした「遷座(せんざ)方式」の検討結果を報告させていただき、委員からは、新施設の利便性や、焼却方式変更に伴う最終処分場のあり方等について意見をいただきました。更には、「市民対話集会において出された産業廃棄物受け入れ反対の意見を無視できないこと」、「ごみ減量に対する市民意識の高さに見合う施設にしていかなければならないこと」等の意見もいただきました。
 平井委員長からは、これまでの議論を踏まえ、掛川市・菊川市にとって最適な整備手法を具体的に検討していく段階に入ったことが示されたことから、今後は、様々な観点からの検討を更に深め、8月を目途に最終的な方向性をまとめていきたいと考えております。

学校再編計画の策定について

 次に、学校再編計画の策定について、申し上げます。
 学校再編計画の策定にあたり、計画に市民の皆様のご意見を反映するため、この夏に市民意見交換会を開催いたします。多様な世代、立場の方から広くご意見を伺う場とするため、一般的な説明会形式ではなく、ファシリテーターを活用した少人数グループでの対話形式とし、参加いただくすべての皆様に忌憚のないご意見を出していただく場としたい、また、対話を通じて市民の皆様と市が一緒に学校再編について考える機会にしたいと考えております。
 意見交換会につきましては、今後、広報かけがわや市ホームページで詳細をお伝えしてまいります。

掛川茶未来創造プロジェクトについて

 次に、掛川茶未来創造プロジェクトについて、申し上げます。
 掛川市では、茶生産者の高齢化や、茶価の低迷による収入低下に伴い離農が拡大するなど、負の連鎖が止まらず、掛川市が10年後に茶産地として存続できているのか危ぶまれる状況となっております。
 そこで、現状を「有事」と認識し、茶産地掛川の生き残りをかけた新たな指針とするため、現計画を見直し、6月に「掛川茶未来創造プロジェクト」を策定いたしました。
 計画の指標は、「持続可能な掛川茶生産を可能とする茶園面積及び茶産出額」として、経営茶園面積1,000haを維持し、茶産出額を茶生産の収益性を向上させることで、40億円に向上させることを目標にしております。
 計画の施策ですが、特に「茶業版フェアトレード」は、生産者に著しく不利な状況となっている荒茶の流通構造を、生産者の持続可能な経営を担保する構造へと改革することを目指すもので、今後、茶業関係者の皆様と具体的な内容について協議を進め、効果的な仕組みを構築してまいります。

大坂・土方工業用地西工区の進捗について

 次に、大坂・土方工業用地西工区の進捗について、申し上げます。
 令和2年5月に着手した造成工事は、周辺住民及び関係者の多大なご協力により順調に進捗し、本年7月に完了を予定しております。
 企業誘致の状況ですが、北側区画では、興国インテック株式会社が本年10月に新工場の操業を開始する予定です。
 南側区画の企業誘致につきましては、複数の企業が興味を示すものの、昨今の原油をはじめとする各資材コストの高騰や材料不足などの理由により決定していない状況です。
 このため、引き続き現在接触中の企業との交渉を継続しながら、新たな企業の誘致活動にも努めてまいります。

掛川城天守閣修復景観整備工事について

 次に、掛川城天守閣修復景観整備工事について、申し上げます。
 掛川城天守閣は、復元から27年が経過し、壁漆喰の一部剥離や黒ずみ等が見られ、廻(まわり)縁(ぶち)・高欄(こうらん)にも腐食や褪色(たいしょく)が見られます。今後、掛川市の貴重な歴史的建造物として50年、100年先の未来へ繋いでいくため、国の社会資本整備総合交付金を活用した修復工事を計画しております。工事期間中は、現場見学会やシャチホコの展示会、プロジェクションマッピングなど、お客さまが楽しみに訪れていただけるイベントを開催してまいります。

新型コロナワクチンについて

 次に、新型コロナワクチンの3回目接種の状況及び4回目の接種について、申し上げます。
 3回目接種の状況につきましては、6月6日現在、70,261人の市民が接種を終え、全市民の60.1%の方が3回目の接種を終了いたしました。医師会、薬剤師会、看護師の方々をはじめ、多くの皆様のご支援ご協力により、接種が順調に進められていることに、改めて感謝申し上げます。
 一方、副反応を理由に接種を迷う若い世代に接種を推進するため、副反応が少ない武田社 ノババックスワクチンを使用した接種を、6月18日及び7月9日いずれも土曜日の午後に、徳育保健センターで行います。
 4回目接種につきましては、3回目接種から5か月経過した方に、接種券を順次発送しております。お手元に届いた方から、個別接種、集団接種とも可能となります。
 今後も、接種しやすい体制を整備し、市民が安心安全に接種できるよう努めてまいります。

臨時特別給付金及び子育て世帯生活支援特別給付金の支給について

 次に、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金及び低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金の支給について、申し上げます。
 「住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金」については、昨年度より実施している同様の臨時特別給付金を受給しておらず、令和4年度の住民税が非課税となった世帯に対して、新たに臨時特別給付金の支給を行うものであります。
 給付額は1世帯あたり10万円で、対象世帯に対して、給付案内と口座情報を記載した確認書を送付し、返送されたものから指定の銀行口座へ振り込む「プッシュ型」にて支給します。
 今後、6月中旬に確認書を発送し、7月から支給が開始できるよう準備を進めてまいります。

 また、「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」については、令和4年4月分の児童扶養手当の支給を受けている方へ6月中に児童ひとりあたり5万円を支給できるよう準備を進めております。令和4年4月分の児童手当等の支給を受けている方であって、住民税均等割が非課税である方については、7月中の支給を計画しております。
 その他、申請が必要な方については、対象となる条件等をホームページへ掲載するとともに、掛川市公式LINE(ライン)でお知らせする等申請の促進を図ってまいります。

移住等促進拠点 JOKA BASE (ジョウカベース)について

 次に、移住等促進拠点 JOKA BASE (ジョウカベース)について、申し上げます。
 移住等促進拠点整備補助事業により、市内空き家対策に取り組むNPO法人かけがわランド・バンクが、城下(しろした)地内に空きビルをリノベーションした移住等促進拠点「JOKA BASE」をオープンさせました。
 この拠点は、2階部分はアトリエスペースを併設した学生寮、3階は簡易宿所を配置し、学生の提案によるまちなか活性化や関係人口・交流人口の拡大、更なる移住促進を目指します。
 2階の学生寮については、6月より稼働し、静岡理工科大学建築学科の学生が居住しながら内装に手を入れていく計画となっております。また、3階の簡易宿所については、8月にグランドオープンする予定で準備を進めております。
 掛川での暮らしが体験できるよう、おためし移住ツアー等も企画し、移住定住の促進に努めてまいります。

街なか空き店舗活用事業「チャレンジベースなかまち」について

 次に、街なか空き店舗活用事業「チャレンジベースなかまち」について、申し上げます。
 本事業は、商店街の空き家対策と賑わいづくりの観点から、中町商店街にあります、空き店舗を市で借り上げ、3店舗分のブースをつくり、市内で出店意欲のある方に光熱費程度の定額の出店料で貸し出そうというものです。
 出店できる期間は、上限6ヶ月で、この間に本格出店に向けた準備をしていただきたいと考えております。
 店舗の方は、現在、改修作業に入っております。改修が進んできましたら、その様子もホームページやSNSで、逐一、発信してまいります。
 出店者の応募状況ですが、一次募集を5月2日から31日まで行ったところ、複数の応募がありました。
 所管課で、申請内容を審査の上、7月1日のオープンに向けて準備を進めております。

 なお、この「チャレンジベースなかまち」では、出店者が営業している時間は、どなたでも使えるフリースペースを併設します。Wi-Fiも完備しておりますので、地元の方、観光客、学生等が気軽に集える場となり、街なかの賑わいに繋がるよう努めてまいります。

掛川学び旅について

 次に、エデュケーショナル・ツーリズムである「掛川学び旅」について、申し上げます。
これまで生涯学習と協働のまちづくりを基軸とする個性的なまちづくりを行ってきた掛川市は、このような豊富な学びの資源を体験メニューとして学生達を受け入れてまいりましたが、昨年度、「掛川学び旅」として冊子にまとめました。これは、既存の教育旅行ではなく、より付加価値を持った掛川固有の研究対象型のツーリズムとして大学のゼミ合宿やフィールドワークなどを受け入れ、関係人口の拡大を図っているものを、より多くの学生の皆さんに活用していただこうというものです。
 この「掛川学び旅」について、5月28日から29日までの1泊2日で、中央大学法学部の政治学や公共政策学が専門の工藤(くどう)裕子(ひろこ)教授と同ゼミ大学生33名の皆さんが掛川市へお越しになり、まちづくりを学ぶフィールドワークを実施されました。この工藤ゼミは、主に公共政策をテーマとして2004年より継続しており、講師は市民と市職員が中心となり実施してまいりました。今回の行程では、市職員から掛川市の特徴や歴史および各分野の現状を聞くほか、東山地域の茶畑や中心市街地などを視察していただきました。
 また、6月3日から5日の2泊3日で、新たに一橋大学商学部のマーケティングや流通論が専門の山下(やました)裕子(ゆうこ)教授と、同ゼミの大学生18人がお出でになり、まちづくりを学ぶフィールドワークを実施していただきました。

地区集会について

 最後に「地区集会」について申し上げます。
 本年度の地区集会は、多様な市民が参加し、柔軟な発想でこれからの掛川市について対話する「かけがわまちづくりミーティング2022」と各地区の様々な課題について、率直な意見交換を行う「地元ミーティング」の二本立てで開催いたします。
 まずは市域全体で、若者を中心に多様な世代、立場の方との対話を通じて、これからの掛川市のまちづくりを考え、チャレンジする機運を育んでいく場として、「かけがわまちづくりミーティング2022」を7月30日に開催します。将来の掛川市を担う中学生や高校生をはじめ、子育て世代、働き盛りの世代、市民活動団体や企業関係者等まちづくりの実践の場で活躍されている方々等に参加を呼びかけ、未来志向の話をしたいと考えています。このミーティングの場には、市内外で活躍されるファシリテーターの方にもご協力をいただき、より活発な意見交換をするとともに、ファシリテーションの手法を多くの市民の方に知っていただく機会にしたいとも考えております。
 一方、「地元ミーティング」については、地区毎に様々な課題がありますので、現状を共有し、解決に向けた前向きな話をする機会として、8月下旬から11月にかけて、各地区を訪問し開催いたします。令和元年度から3年間は地区へ伺うことができていませんでしたので、本年度から改めて、地区との本音の意見交換ができればと考えております。
 最後に、多くの方が掛川市や自分の住む地域のことに関心を持ち、まちづくりを考えるきっかけにしていただければと、両事業ともに動画での配信を行いますので、是非ご視聴いただければと思います。特に「まちづくりミーティング」については、ライブ配信とチャットでの意見受付もいたしますので、多数のご参加を期待しています。

以上、行政報告とさせていただきます。

令和4年6月8日

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