総合トップ広報かけがわ広報プラスONE2022年7月から8月2022年7月24日 新廃棄物処理施設は一般廃棄物のみ 検討委員会が提言

2022年7月24日 新廃棄物処理施設は一般廃棄物のみ 検討委員会が提言

2022年7月24日更新

提言書を掲げる平井委員長(左)と久保田市長

▲提言書を掲げる平井委員長(左)と久保田市長

掛川市・菊川市新廃棄物処理施設整備検討委員会(平井一之委員長)は7月24日、環境資源ギャラリーに代わる新たな廃棄物処理施設についてのこれまでの議論をまとめた提言書を両市長に手渡しました。
新たな廃棄物処理施設整備については、令和2年に衛生施設組合が基本構想を策定し、検討を進めてきましたが、国のカーボンニュートラル達成の宣言や、市民の産業廃棄物受け入れへの不安の高まりなどの状況変化を受け、両市にとって望ましい施設整備に向けた意思決定ができるよう、両市が合同で同委員会を設立しました。委員会の会合はこれまで計5回行われ、市民対話集会での意見を踏まえて議論を重ねてきました。
提言書では「産業廃棄物の受け入れを行わず一般廃棄物のみを処理する施設が望ましい」「現施設の南側に新施設を建設することを基本に検討」「施設規模は60トン×2基の120トンが適切」「事業方式は公設+長期包括運営委託方式が望ましい」といったことなどが示されています。
委員からは「これからがスタートライン。具体化での頑張りに期待」「住民のための良い施設としてほしい」などの意見が付されました。掛川市の久保田市長は「タイトなスケジュールのなかでの提言に感謝する。提言を尊重して、市として責任をもって具体的なところを詰めていく」と話し、菊川市の長谷川市長は「見えない課題も多いと思うが、これからしっかり対応していく」と話しました。

2022年7月24日

カテゴリー

このページと
関連性の高いページ