▲参加者の質問に答える林さん(左)と橋本さん
市と一般社団法人ひきこもりUX会議(林恭子共同代表理事)は9月10日、ひきこもり講演会を生涯学習センター(御所原)で開催しました。ひきこもり経験者の橋本太さんが講師を務め、外からは見えづらい当時者の思いのほか、家族や支援者、身近な人ができることや考えてほしい視点について話しました。
橋本さんは「助けてくださいを素直に言うことは大事。声に出せば助けてくれる人はたくさんいる」「年齢関係なく、本人が自ら行動できるようになるのを待つ」など、自分の経験を基に参加者へ語りかけました。最後には質疑応答が行われ、参加者からは「当事者への声掛けの仕方や接し方はどうしたらいいか」「支援者が配慮すること」などさまざまな立場からの質問が挙がりました。
講演会終了後には「小さな交流会」を開催し、当事者・家族・支援者の交流を図りました。
2022年9月10日